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ドラゴンボール原作コミックスの背表紙を完全再現 こだわり満載のファンアート

おたくま経済新聞 / 2024年5月29日 12時0分

ドラゴンボール原作コミックスの背表紙を完全再現 こだわり満載のファンアート

細部へのこだわりが満載

 漫画「ドラゴンボール」の原作コミックスと言えば、第1巻から最終巻となる42巻まで、背表紙のイラストが連なっていることが特徴のひとつ。これを完全再現した立体作品が、Xで大きな注目を集めています。

 「かも丸」さんが投稿した写真に写っているのは、42冊のコミックスが背表紙側を向けた状態で並べられ、連なるイラスト部分がフィギュアになっている、という作品。幅70センチ、奥行き20センチ、高さ23センチというサイズ感も相まって、ドラゴンボール好きにとってはまさに壮観です。

 使用しているフィギュアは、過去にローソンのドリンクキャンペーンのおまけとして付いてきたもの。これを使って、コミックス背表紙をイメージしたディスプレイ作品を、Xユーザー「けいちゃま。」さんが作っているのを見かけたことをきっかけに、自分も作ってみたいと思っていたのだそう。

まだ途中経過ですが、それっぽくなってきたので📸 pic.twitter.com/cPloQMSNl3

— けいちゃま。 (@mjgo2betTaYWA27) October 30, 2022

 しかし、このキャンペーンは2009年に行われていたもので、コンプリートは至難の業。かも丸さん自身もなかなか手に入れられずにいたそうですが、先日ついに全種集まったことで、ようやく制作することができました。

ドラゴンボール原作コミックスの背表紙を完全再現

 制作時はけいちゃま。さんが公開しているYouTube動画を参考に、土台には発泡スチロールブロックを使用し、そこにコミックス背表紙をコピーしたものをラミネートして貼り付けています。フィギュアの大きさに合わせて拡大するだけでなく、ライトが内蔵されていたり、切断面もきちんとコミックのようになっていたりと、仕上がりに余念がありません。

 中でも特にこだわったと語るのは、フィギュアが浮いているように見せている点。背景を黒にし、裏からステンレスの細い棒で固定することで、実際のイラストと同じように「舞空術」を使って空を飛んでいる様子が再現されています。

フィギュアは裏からステンレスの細い棒で固定

 もちろんフィギュアにはもともと台座と棒が付属しているのですが、そのままだと飾るときに景観を損ねてしまいます。よりスマートに見せるためにどうすれば良いか、と考えた結果この方法が生まれました。自身のユーザー名「かも丸」にちなんだ鴨のフィギュアを置いている点も遊び心を感じます。

鴨のフィギュアが置かれる遊び心も

 こうして完成した作品に、ついた「いいね」の数は11万件。投稿を見た方からは「これはすげぇ……」「すごいしか言葉がでない」など、驚きと称賛の声が相次いだほか、けいちゃま。さんも「凄い綺麗に作られている」とコメントを寄せています。

 完成後の感想をうかがうと「素直に達成感が半端なかったですね」と、満足した様子のかも丸さん。「昔から大好きなドラゴンボールなので、まだまだイロイロな物を作りたいと思いました」と、今後の創作にも意欲をのぞかせていました。

出来た😆🎶✨
製作日数は2日間(全力🤣)
ようやく作りたいと思っていたドラゴンボール背表紙フィギュアディスプレイ😍
疲れたけど💦満足😆🎶✨満足😆🎶✨#ドラゴンボール#ドラゴンボール背表紙 pic.twitter.com/dpgq3e5HKP

— かも丸【セレーブ軍No.1隊長】【生姜会の元工場長】 (@ginneko62) May 26, 2024

※記事公開後に、元の考案者についてくわしく追記しました。

<記事化協力>
かも丸【セレーブ軍No.1隊長】【生姜会の元工場長】さん(@ginneko62)
けいちゃま。さん(@mjgo2betTaYWA27)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024052903.html

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