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「デデデデ男子部 again!」開催!入野自由と内山昂輝が登壇

おたくま経済新聞 / 2024年6月7日 19時30分

「デデデデ男子部 again!」開催!入野自由と内山昂輝が登壇

「デデデデ男子部 again!」開催!入野自由と内山昂輝が登壇

 漫画家の浅野いにおさんによる漫画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」。現在、映画「デデデデ」の前章と後章が公開中です。

 6月6日、前章公開時に行われたイベント「デデデデ男子部」再演の声にこたえ、「デデデデ男子部 again!」が開催。入野自由さんと内山昂輝さんが登壇し、お気に入りシーンなどを語りました。

 映画「デデデデ」で担任教師の渡良瀬に思いを寄せる女子高生、小山門出役を務めるのは、シンガーソングライターとして活動している幾田りら。門出と小学校以来の親友おんたんこと中川凰蘭役は、あのさんが演じています。

 満を持して公開された後章では、前章からの秀逸な伏線回収や濃密に練られたストーリー構成に絶賛の声が相次ぎ、門出とおんたんの絶対的な友情に心を打たれる人が続出しています。

 「デデデデ男子部 again!」では、後章で活躍するキャラクターを演じた、大葉圭太役の入野自由さんと小比類巻健一役の内山昂輝さんが登壇。

大葉圭太役の入野自由さんと小比類巻健一役の内山昂輝さんが登壇

 各々のキャラクターを演じるうえでのアプローチ方法や2人の推しキャラ「ひろし」への愛、お気に入りのシーンや作品全体で好きなシーンなどを語りました。

■ 入野さん「想像と絵がマッチするところを選んだ」

 イベント当日、2人は前回の「デデデデ男子部」時と同様にポスターカラーに合わせた衣装を身にまとって登壇。ほかにも色違いのストライプの衣装も用意されており、入野さんはそれを推したものの「目がチカチカする」という理由で内山さんに却下されたことを暴露。仲睦まじいやりとりで観客を和ませました。

 自分とはかけ離れたキャラクターを演じるにあたり、どのようにアプローチをしたのか尋ねられた入野さん。今回はテープオーディションだったため、家で声を録音している段階で役作りは始まっていたといいます。

入野さん「想像と絵がマッチするところを選んだ」

 漫画を読んだ印象や、先生が描いたものをキャラクターデザインに起こしたらアニメの絵の中でどう映るのかなと想像し、「大葉ってどういう声なんだろう」、「どういう人なんだろう」と自分で探したそう。自分の中で、想像と絵がマッチするところを選んだとのこと。

 一方、内山さんはスタッフの人が「こういうのがほしいだろうな」というのを予測して、そこに「自分の色を持っていくといいだろうな」と頭の中で想像すると明かします。

 今回は高校生時代や闇落ち後の姿形が変わって従えるものが増えたシーンもあったので、そのギャップができるかどうかだと思い、「かわいい感じと怖い感じの違いを作らないと」と計算したと告白。

内山さんは「かわいい感じと怖い感じの違いを作らないと」と計算したと告白

 これには入野さんも「計算は必要」と共感。凰蘭の声を聞いて深く関わる役だと知っていたので、「自分にしかできないところがあるなとビビッときて、そこを狙って音や芝居感を考えた」と裏話を披露しました。

 さらに2人が、気になるキャラクターに凰蘭の兄である「中川ひろし」を挙げたことが話題に上ると、内山さんはひろしの言ったひと言で凰蘭が行動に移し、その結果、世界の運命が変わったことから、「ひろしが世界を変えたと思っている」と主張。

 一方、先日の舞台挨拶でひろしのメジャーをゲットしたという入野さんは、「カバンにつけてひろしを見せびらかしていたんですけど、作りがしっかりしていて最近ちょっと重いことに気づきました」と、それぞれの「ひろし愛」を熱弁しました。

■ 「デデデデ男子部」恒例フリップトーク!

 イベント後半には、「デデデデ男子部」恒例のフリップトークも実施。お互いのお気に入りのシーンを聞かれると、入野さんは「残虐小比類巻」と回答。「後章の始まりにこんな残虐なものを見せられるなんて。ひどいぜ小比類巻」と語気を強めつつ、描写やカット割りで残虐性を表現している映像に「ゾッとした」と絶賛します。

 さらに弱い侵略者たちを狩っていく小比類巻と、それを演じる内山さんを重ね合わせ「なんなん?」と不満げな表情を見せ、会場の笑いを誘っていました。

 「本当の顔が出てきたシーン」と答えた内山さんは、大葉の顔が割れて中から侵略者の顔が見えたシーンが怖くて印象に残っているそう。大葉の顔が割れた様を初めて見た田井沼マコトが驚くことなくそのことを隠そうとしたので、「あいついいヤツだなあ」と感心していました。

入野さんは「イソベやん」内山さんは「海水浴のシーン」

 最後に作品全体で好きなシーンについて聞かれた2人。入野さんは「イソベやん」と答え、「セリフたちは浅野イズムが入り込んでいて、TARAKOさんと杉田さんというキャスティングもすごい。イソベやんだけでアニメ化してほしい」と熱望します。

 世界が終わるかもしれないという状況にも関わらず、他愛もない楽しげな様子が描かれた「海水浴のシーン」が好きだという内山さんは、小比類巻がそのシーンに加わる世界線もあったのではないかと想像し、胸を躍らせていました。

(c)浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee

情報提供:ギャガ

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakuma.net/archives/2024060708.html

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