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台湾京劇「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」が日本上陸 台湾とシンガポールで観客を魅了

おたくま経済新聞 / 2024年7月4日 16時30分

台湾京劇「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」が日本上陸 台湾とシンガポールで観客を魅了

台湾国内とシンガポール公演を経て日本上陸

 孫悟空が「西遊記」の旅をする前の物語を煌びやかな衣装とアクロバティックな演技で表現する、台湾京劇「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」(日本語字幕あり)が台湾国内とシンガポール公演を経て日本に上陸します。

 公演の主催は、トレンドマイクロ株式会社と一般財団法人初心。11月16日と17日の2日間、神奈川県横浜市にある「KAAT 神奈川芸術劇場 <ホール>」にて行われます。

 京劇とは、簡素な舞台の上で華やかな化粧と衣装を身にまとった俳優が、歌やセリフ、しぐさや立ち回りで人物や物語を表現する中国発祥の伝統演劇。約200年の歴史を持ち、2010年にはユネスコ無形文化遺産に選出されています。その京劇の伝統を受け継ぎつつ、台湾ならではの風格や芸術性が加わり発展したのが台湾京劇。

台湾京劇「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」が日本上陸

 台湾京劇「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」は、「西遊記」の旅以前の、暴れ者だった時代の孫悟空の物語。72通りの変化の術や筋斗雲(キントウン)の術を習得し、如意棒(ニョイボウ)を手に入れた孫悟空が、天の宮廷で大暴れする神話伝説が、現代風にアレンジされたオリジナルの舞台作品です。

オリジナルの舞台作品

 孫悟空には世代が違う3人の俳優陣が抜擢。明快なストーリーのなか繰り広げられる、煌びやかな京劇の衣装や、鍛錬された京劇俳優のアクロバティックな演技に注目が集まります。

孫悟空には世代が違う3人の俳優陣が抜擢

 また、日本語字幕の監修をつとめるのは日本人初の京劇俳優、石山雄太さん。京劇界トップの劇団・中国京劇院(現・中国国家京劇院)にて活躍し、日本帰国後も京劇普及のため精力的に公演活動を行っています。

 「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」のチケットは、早割先行販売が7月7日、一般販売が9月7日よりローソンチケット、チケットかながわ及びKAAT2Fチケットカウンターにて販売されます。

 チケット料金は全席指定で、S席が税込1万円、A席が税込8000円、学割のS席が税込5000円、A席が4000円、早割のS席が8000円、A席が6400円他。先行販売期間は学割での購入はできないとのことです。

台湾京劇「The Monkey King 孫悟空 Episode ZERO」

情報提供:トレンドマイクロ株式会社/一般財団法人初心

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 一柳ひとみ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024070405.html

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