昭和の懐かしさここにあり! 激安中華の名店、江戸川橋「善の家」で味わう奇跡の450円タンメン
おたくま経済新聞 / 2024年10月20日 19時0分
今回注文したのは450円のタンメンと、半チャーハン
ここ最近、ラーメンが異常な値上がりをしている。少し前までは600円程度で食べられたが、今ではどこも1番トッピングが少ないラーメンで800円、凝ったラーメンであれば1000円超えが当たり前となっている。今のところ安いと言われている日高屋のラーメンは390円、タンメンが590円とかなり頑張っている方である。
しかし、いまだに昭和価格で激安のラーメンを提供する店もまだまだ残っている。
今回紹介するお店、江戸川橋にある「善の家」もその一つだ。店主がワンオペで回す、知る人ぞ知る名店である。いわゆる町中華と呼ばれる形態のお店で江戸川橋ではかなりの老舗である。
なんと、驚くべきことに外の看板には半チャーハンラーメン650円、タンメン450円、ラーメン350円と破格の値段が書いてある。
これはあくまでサービスメニューとしての価格なのだが、本来の価格もタンメン500円、ラーメン400円と激安。そしてサービスメニューはランチ限定というわけではないのもポイントが高い。
店内に入ると、6人ほど座れるカウンターと4人掛けのテーブル席が二つ。水はセルフサービスとなっている。
12時を回るとすぐに満席になった。地元でかなりの人気店である。
他のメニューも全て650円以下。かなり良心的な値段設定である。激安ランチタイムに入ると5分ほどで満席になった。
今回注文したのは450円のタンメンと、半チャーハンである。半チャーハンはメニューには書いてないが、麺類と一緒に注文すると300円で提供されるサービスメニューとなっている。
手際のいい調理工程ですぐにタンメンと半チャーハンが出てきた。このふた皿を同時に出すというのは、かなりのホスピタリティ精神を感じられる。それではさっそくいただきます。
タンメンはしっかりとしたがっつり濃い目の塩味で、野菜もたっぷりのっていて美味しい。野菜や肉からしみでるうまみが、じんわり口の中に広がる感じもたまらない。ザ・町中華といった味である。麺もツルッとしてコシがあり、とても美味しい。
チャーハンはパラパラでほどよい濃さの味付け。油と調味料、そしてお米がしっかりまざりあい美味。昔ながらのチャーハンだけども、何度も食べたくなる味わい。満腹である。
今、原材料費が高騰していて、この値段で営業しているとほとんど儲からないのではないかと心配になるが、しばらくは価格据え置きのよう。かなり店主のホスピタリティ精神に支えられている。
<記事化協力>
善の家
112-0014 東京都文京区関口1丁目9−13
※お店に許可を得て取材・掲載しています。
※本稿掲載の情報は、記事公開日時点のものです。後に変更になる場合があります。
(山崎尚哉)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山崎尚哉 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024102003.html外部リンク
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