TOHO「第1回次世代アーティストオーディション」開催で思い出す「全日本アニソングランプリ」の“惨劇”
おたぽる / 2016年3月16日 21時0分

アニメ『弱虫ペダル』シリーズや『ハイキュー!!』などを手がけてきた、アニメレーベル「TOHO animation」の音楽部門「TOHO animation RECORDS」が、次世代を担う女性アニソンアーティストの発掘を目指し、「第1回次世代アーティストオーディション」を開催すると発表した。
「TOHO animation」は、大手映画配給会社・東宝のアニメレーベル。2013年4月に放送が開始となった『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』を皮切りに、『弱虫ペダル』、『ハイキュー!!』をはじめ、『PSYCHO-PASS サイコパス』『血界戦線』『モンスター娘のいる日常』といったTVアニメや劇場版アニメを世に送り出してきた。
「TOHO animation」公式サイトによると、優勝者は東宝芸能に所属し、同レーベルからCDデビューするとのこと。心惹かれる人も多かろうと推測できるが、アニメファンの中には「全日本アニソングランプリ」を思い出すという人も多いのではないだろうか。
「全日本アニソングランプリ」はアニメ専門チャンネル・アニマックスが主催した、アニメソング限定のオーディション。全6会場の予選会・決勝大会が中継されるうえ、グランプリ受賞者はアニマックスで放送されるアニメの主題歌を担当する形で、メジャーデビューできるという権利が与えられるとあって、応募総数は第1回の1,792組から、第7回には10,320組まで激増。アニソンどころか、音楽オーディションとしても国内最大級の規模にまで成長し、アニメファンにもお馴染みのイベントとなった。
ところが、グランプリ受賞者の歌唱力に対して、否定的な意見がネット上で巻き起こり、それに対して審査委員長であった水木一郎氏がほか審査員に対して苦言を呈したり、審査員の一人のTwitterが炎上したりといった騒ぎが勃発。また、第2回グランプリのHIMEKAが14年にカナダへ帰国してしまったりといったことが影響したのか、14年に開催されるはずだった第8回大会が中止となってしまい、その後も再開される様子もない。
「全日本アニソングランプリ」は残念なことになってしまったが、近年でもアニメ主題歌のヒット作はそれなりにあるし、アニソンアーティストを目指す人は少なからず存在するようなので、オーディションを開催する意義は充分にあるのではないだろうか。
第2の水樹奈々や田村ゆかりとなるような、メジャーで活躍できる原石がオーディションへ登場し、アニソンシーンが活気づくようなオーディションになることに期待したい。
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