朝ドラ史上初? 『ごちそうさん』に腐女子登場で話題騒然

おたぽる / 2014年3月28日 19時0分

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 ついに最終回を迎える NHKの朝ドラ『ごちそうさん』。社会現象にもなった『あまちゃん』の後ということで当初は不安視もされたが、ここ10年間の朝ドラで最高視聴率を叩き出した。『あまちゃん』とは対照的なオーソドックスさが受けたのではとも言われているが、実はこの作品、なんとおそらくは朝ドラ史上初であろう"腐女子"が登場したことで話題にもなっていたのだ。

 それが、杏演じる主人公・め以子の娘であるふ久。彼女は、自分の弟で、野球部に所属している泰介と、その先輩で、のちに自分の夫となる諸岡の友情を妄想。ネットでも「ふ久のふは腐女子の腐」「朝ドラでBLごちそうさんです」と大盛り上がりで、『あまちゃん』とはまた違った視聴者層をゲットしたよう。そんなふ久の腐女子っぷりとは、どんなものなのだろう。

 まず、ふ久はめ以子・悠太郎夫妻の長女で、"見えない力"に興味を持ち、物理に夢中になっている女の子。そんな彼女のもう1つの趣味でもある"腐"の部分が初めて表に出たのは、2月3日に放送された第103話。ふ久たちの家に来て、裏庭で手を洗う諸岡に泰介が手拭いを渡したところ、諸岡は「お前またひどなってないか? 手」と言って泰介の手首を握る。そしてふ久は、本を読むふりをしながらその様子をこっそりうかがっているのだ。それに、2人が部屋で談笑しているときも部屋を覗きに行くし、食事中も顔を見合わせて笑い合う泰介と諸岡の様子をチラチラうかがう。

 さらに極めつけは、2人がキャッチボールをしているシーン。キャッチャーである泰介の手を心配して諸岡が駆け寄り、手を取って会話する2人に「嫌なんです。先輩の球をほかの誰かが受けるなんて」「最後の甲子園やないですか。先輩の剛速球を最後までこの手で感じていたいんです」と勝手にアテレコして、微笑むのだ。

 そして、彼女の腐女子レベルの高さがうかがえるのは、2月17日放送の第115話だ。祖母が持ってきた見合い相手の写真を見て「地下鉄に似てる」と答えた彼女は、まさかの逆擬人化脳も持ち合わせていたよう。それに、久しぶりに家にやってきた諸岡と泰介を見て、初めはいつも通り見つめ合う2人に「西門【編注:泰介のこと】、お前に会いに来たんや」と妄想し、ほくそ笑むのだが、諸岡が出兵前の挨拶に来たことを知ると、急に考え込んでしまう。

 裏庭でのキャッチボール中には、ナレーションも「2人を見るのはこれっきりになるかもしれないね」などと語りかける。そんな状況で、なんとふ久の口からは「諸岡君 うち諸岡君のこと複製したい」「諸岡君の子どもが産みたい」というビックリ発言が飛び出すのだ。しかし、対象と結ばれたいと願うなんてもう腐じゃない、腐女子は卒業か、とも思われた。ところが、ふ久の腐女子っぷりはその後、妄想たくましい巷の腐女子たちの想像の斜め上をいく展開を見せる。

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