KADOKAWA覇権にロボット・ブーム、少女マンガ原作の復権...2014年春・深夜アニメの傾向を探る!

おたぽる / 2014年5月3日 13時0分

●女性向け作品増化 少女マンガ原作復権の兆し?

 男性向けのロボットアニメ復活に対抗したわけでもないでしょうが、今期は女性メインターゲットの作品も何故か増えました。

■『悪魔のリドル』
■『神々の悪戯』
■『金色のコルダ Blue♪Sky』
■『それでも世界は美しい』
■『一週間フレンズ。』
■『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』

 こちらも内訳としては、女性人気の高い高河ゆんが原作を務める『悪魔のリドル』のほか、『それでも世界は美しい』『一週間フレンズ。』がマンガ原作もの、『神々の悪戯』『金色のコルダ Blue♪Sky』や癒し系の『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』がゲーム原案ものとなります。

 あるいは『ソウルイーターノット!』や『犬神さんと猫山さん』、13年にAT-Xで放送された作品の地上波再放送となる『DIABOLIK LOVERS』などをここに加えても良いかもしれません。

 この作品数増加には『金色のコルダ Blue♪Sky』と『それでも世界は美しい』を連続放映している、新設された土曜の日テレ系深夜枠の存在が大きいと思います。作品的には今のところ切なさ炸裂の恋愛もの『一週間フレンズ。』や 王道少女マンガの『それでも世界は美しい』など、少女マンガ原作作品の評判が高い模様。

 考えてみれば、女性向け作品は"個性的なキャラクターの魅力"と"予想外の展開を見せるストーリーの面白さ"というエンタテインメントの基本を押さえた作りになっているため、きちんと作ればヒットが狙いやすいジャンル。それが邦画やテレビドラマの原作に女性向けマンガが数多く取り上げられる理由でもあります。

 女性向けアニメが夏以降もこのままの質とボリュームを保ったまま、一大勢力を保ってゆけるのかどうか? 『Free!』や『ハマトラ』といった作品の続編決定の情報もあるだけに、目が離せない感じですね。

 早くも夏期放映開始のCMが流れ始めた作品もある深夜アニメですが、あと二カ月間に渡る春期作品もまだまだこれから大化けする可能性が大。これだ! と思う作品に出会ったら、よそ見をせずに最後まで完走して楽しいアニオタライフを過ごしたいものですね。
(文/出口ナオト)

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