“石ころ以下“なんかじゃない! 『RAILWARS!』アニメーター炎上騒動で評価を上げた意外な原作者

おたぽる / 2014年6月6日 18時0分

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"人気コミックスをアニメ化"。巷でそんな言葉がよくみられるように、マンガやラノベを原作としたアニメは数多く製作されている。そんな中、放送される話数の都合などで、原作の表現を一部変更することはさほど珍しいことでもない。だが、あまりにも原作を無視した表現やストーリーになってしまった場合、そのアニメは"原作レイプ"という評価をされてしまう。こうしたことを恐れてか、アニメの制作に対して注文をつける原作者もいるようだ。そういった原作者の介入に不満を漏らしてしまったアニメーターの発言が騒動を呼んだ。

 過去に『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』、『東京レイヴンズ』の原画を担当していた、アニメーターの首藤武夫が5月30日に自身のTwitterで『アニメ製作に於いて何一つ、石ころより役に立たないのが「原作者」という存在。役に立たないならまだしも、あの手この手で妨害工作を繰り出してくる輩がいる。そんな数々の妨害にも負けず鋭意製作中です! #RAILWARS』と発言。#RAILWARSをつけてつぶやいていることから、7月放送開始のアニメ『RAILWARS!』の製作に口出しをする原作者に不満があったようだ。

 この発言を受けて、一般の声のみならず、アニメ制作側や漫画家が各々の意見をツイートする状態になり、Twitterは大炎上。アニメ『銀魂』などの監督で知られる高松信司は「私は、漫画や小説が原作のアニメの監督を、そんなにたくさんやっている訳ではないけど、原作者さんはみんな良い方ばかりでしたよ」と発言し、またアニメ化もされたマンガ『HELLSING』の作者である平野耕太は「俺一切口出ししてない、いい原作者なので、褒め称えたりおいしいものを食わせたり以下略アニメ化したりしろ」と首藤武夫の発言を逆手に取って、自身の作品のアニメ化を要求するという芸を見せた。

 中でもいち早く、マンガ『ブラック・ジャック~黒い医師~』(秋田書店)の作者である山本賢治が『ほんじゃテメェでオリジナル(アニメ)やれやカス」と強く反論。その後、山本賢治は「原作者が現場でギャーギャー口出すのがいい事だと言いたい訳じゃない「石ころ以下」とか(中略)言うからムカついただけで単なる僕の大人げない感情論なんです」と釈明している。

 首藤武夫は当該ツイートを削除し、Twitterでは現在も当件についてコメントしていない。また、アニメ『RAILWARS』の原作である、小説『RAIL WARS!-日本國有鉄道公安隊-』(創芸社クリア文庫刊)の作者の豊田巧、また同作のマンガを担当している浅川圭司の反応も現在はない状態。

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