編集部も“まとめサイト“を気にしてる!? 「週刊少年ジャンプ」の意外なアンケート

おたぽる / 2014年7月14日 18時0分

写真

――発行部数271万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からご紹介!

 本日14日発売の「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2014年33号、表紙と巻頭カラーを飾ったのは、新連載となる石山諒の『三ツ首コンドル』。本作は同年3号に掲載された同名読み切りを経ての連載となる。作者の石山は本作が初連載。読み切り掲載時のプロフィールによれば、神戸市出身で好きなマンガには『ピンポン』(小学館)と『遊☆戯☆王』を挙げていた。実力が未知数だけに、今後の活躍に期待をしたい。

『ONE PIECE』が休載となっている今号の掲載順位を見ていくと、上から『三ツ首コンドル』に続いて急上昇の『火ノ丸相撲』、センターカラーの『暗殺教室』、『斉木楠雄のψ難』となっている。『火ノ丸相撲』は連載8話目にして2番目を獲得するなど、人気は上々のようだ。「ジャンプ」連載の最初の壁となる10週~12週での打ち切りの可能性は低そうで、今後、この勢いをキープできるかに注目だ。一方、今号では『ステルス交境曲』が20話にて最終回を迎えた。ライトノベル『デュラララ!!』(KADOKAWA)などで知られる成田良悟を"原作"に、「ジャンプ」にて『OVER TIME』『AKABOSHI -異聞水滸伝-』を連載していた天野洋一を"漫画"に据えた本作だが、駆け足気味の最後となったようで、10月発売予定の単行本3巻への大幅加筆も告知されていた。

 今号では、センターカラー作品に注目。まず『暗殺教室』は、"「お台場新大陸 殺せんせーSHOP」スタート直前"として、センターカラーを飾っている。先日発表されたアニメ化だが、放送は2015年1月よりフジテレビの金曜深夜になることが発表された。現在フジテレビの金曜日の夜は、こちらもマンガ原作の『信長協奏曲』(原作は小学館の「ゲッサン」掲載)が放送されており、正式な発表はなされていないが、この枠での放送が濃厚か。続いてのセンターカラーは、先週より始まった『僕のヒーローアカデミア』。前号から引き続き、今回のトビラ絵もバーコードのデザインを盛り込むなど、アメコミのリーフ(アメコミの冊子)を意識したデザインのようだ。今号最後のセンターカラーは『食戟のソーマ』。企画ページ「情報処 ゆきひら」では、本作の"協力"を務める料理研究家の森崎友紀へのインタビューや、「リアル"遠月学園"」として、三重県立相可高校のレポート記事などを掲載している。相可高校では、学生が「まごの店」というレストランを運営することでも知られており、『食戟のソーマ』を読んで感銘を受けた学生読者にとっては有益な情報ではないだろうか。なお、表紙では『食戟のソーマ』について「レシピ選手権発表記念Cカラー!!」と謳われているが、同企画は掲載されず。「食戟のソーマ公式」ツイッターアカウント(@syokugeki_off)によれば、制作進行の都合で内容を変更し、結果発表は8月半ばを予定しているという。しかし、雑誌内に同様の説明は見当たらず、表紙で謳われている企画変更の告知がないのは少し不親切な印象を受ける。

 最後に、今号の愛読者アンケートハガキにも注目したい。アンケートハガキには毎回、掲載マンガ作品や読者のライフスタイルに関するアンケートが盛り込まれている。今号のアンケート項目は、新連載の『三ツ首コンドル』の印象と「1日の時間の使い方」。その「1日の時間の使い方」の中で、「漫画を読む時間」や「LINEやメールをする時間」などと並んで、「ネット掲示板やまとめサイトを閲覧する時間」が尋ねられているのだ。現在、ネット掲示板やまとめサイトなどでは、「ジャンプ」作品の話題が取り上げられることも多い。こうした風潮を反映してか、今号のアンケートは編集部としてもこれらのサイトを気にしているのであろうことが伺えるものとなっていた。
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社。文中、敬称略)

おたぽる

トピックスRSS

ランキング