改めて逮捕の不当性を表明  「ろくでなし子さん 勾留からの釈放に関する記者会見」詳報

おたぽる / 2014年7月21日 2時0分

写真

 自分の女性器の3Dデータを配布したとして「わいせつ電磁的記録媒体頒布罪」の容疑で逮捕された、ろくでなし子氏が7月18日、東京地裁が準抗告を認めたことにより釈放された。同日夜、都内の弁護士事務所で開かれた記者会見に臨んだろくでなし子氏は、改めて逮捕の不当性を訴えた。同時に、自身が「芸術家」として活動していることを表明。表現活動での収益はほとんどなく、逮捕の容疑となった3Dプリンタのデータを配布するきっかけとなったクラウドファンディングについても予想外に費用がかかり赤字であったことを隠すことなく告白した。以下、詳報を掲載する。

(一部、可読性を考慮して一部、表現の整理などを施しております。質疑応答部分については妙録を掲載します)

山口「それでは、時間になりましたので、ろくでなし子さん事件の記者会見を始めたいと思います。まず、自己紹介なんですけど、私は弁護団団員の弁護士の山口貴士です」

須見「私は、当番弁護士で最初に受任しました須見健矢です」

南「私は、大阪から弁護団に参加することになりました大阪弁護士会所属の南和行です」

歌門「私は、本日接見する予定でした弁護士の歌門彩です」

山口「それでは、まず事実の経過などにつきまして、団長の須見から説明させていただきます」

須見「それでは、ご説明申し上げます。ろくでなし子さんは、今年7月12日の午前11時頃警視庁の捜査員により逮捕されました。担当の警察署は小岩警察署になります。7月14日に検察官の勾留請求があり、7月15日に裁判所の勾留が認められまして、湾岸警察署のほうに勾留されておりました。勾留の罪名は"わいせつ電磁的記録媒体頒布罪"というものです。

 被疑事実の概要として、ろくでなし子さん自身の女性器を3Dスキャンしたデータをインターネット上のオンラインサービスにアップロードして、不特定の者に対してそこからデータをダウンロードするのに必要なURLをメールで送信した。そのことが"わいせつ電磁的記録媒体頒布罪"にあたる、そんな容疑でした。私は東京弁護士会の会員ですが当番弁護士の担当になっており、7月13日の日曜日にろくでなし子さんから接見の要請がありまして、その時の担当の当番だった私がまず接見しまして、その後、東京の山口弁護士、大阪の南弁護士ほか、多数の弁護士が集まりまして弁護団が結成されました。我々としては昨日、7月17日の木曜日に勾留に対する不服申し立てとして、準抗告を東京地裁に申し立てましたが、東京地裁の刑事三部により準抗告が認められて、検察官の勾留請求が却下された。それで、刑事三部さんですが、裁判長は齊藤啓昭裁判長です」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング