ラジオ会館新装オープンも報じられず...噂が広がるフリーペーパー「ラジ館」の周辺事情

おたぽる / 2014年7月22日 23時15分

写真

 20日に新装オープンした秋葉原駅前の複合商業ビル「秋葉原ラジオ会館」。その名前を使用して運営されている秋葉原系フリーペーパー「ラジ館」と情報サイト「ラジ館PRESS」との関係をめぐり、不穏な情報が取りざたされている。

 そもそも「ラジ館PRESS」は、ラジオ会館の運営企業が発行しているものではない。今回改築を終えて新装オープンした秋葉原ラジオ会館の運営は、ビルを所有する"株式会社秋葉原ラジオ会館"。対して「ラジ館PRESS」を発行するのは、"株式会社ラジオ会館"という別の企業である。

 よく目にする「世界の秋葉原ラジオ会館」「秋葉原ラジオ会館」「ラジオ会館」「ラジ館」の名称は、いずれもビル所有者である株式会社秋葉原ラジオ会館が商標権を保持している。株式会社ラジオ会館は、この権利を借りてビジネスを行ってきた(なお「ラジ館PRESS」は、いずれの登録商標にもなっていない)。

 これは、秋葉原でビジネスを行っている者の間では半ば常識として知られていることであった。ところが最近になって、株式会社秋葉原ラジオ会館が株式会社ラジオ会館に対して、契約の解除と商標の使用禁止を通知して関係を断絶したことがにわかに注目を集めている。当初は秋葉原界隈での限られた話題であったが、情報がネットにも流布されるようになり、話題となっている状況だ。事実、この旨についての通知が秋葉原近辺に居を構える企業に投函されている(通知についてはいくつかバージョン違いがあるとのこと)。

 これを裏付けるかのように、情報サイト「ラジ館PRESS」には「秋葉原ラジオ会館」20日の新装オープンに関する話題はまったく記事化されていない。このサイトでは改築工事が始まった当初、工事の進捗状況を逐次記事化していただけに、両社の関係断絶を裏付けるかのようだ。

 情報サイト「ラジ館PRESS」は、フリーペーパー「ラジ館」に続いて立ち上げられたが、2012年3月のリリース当初からさまざまな噂が聞こえていた。当時、このサイトに関わったあるフリーライターは人づてに紹介を受け同社を訪問したが、対応した社員の第一声は「あなたのような立派な方に来ていただくのは申し訳ない」という言葉だったという。どういうことかと尋ねれば、「予算がないので原稿料は一切支払う予定がない」というのだ。

「その人物の説明によれば"ラジ館という看板を掲げた媒体に記事が書けて喜んでくれるブロガーや素人の書き手を探しているんだ"ということでした。周囲にそうした無料でもいいから書きたいという人がいるならば紹介してほしい、という話だったんです......」(前出フリーライター)

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
おたぽる

トピックスRSS

ランキング