「具体的な廃棄の方法をお示しする立場ではない」と警察庁...誰にもわからない児童ポルノの廃棄方法

おたぽる / 2014年8月11日 23時30分

写真

 7月から施行された改定・児童ポルノ法による児童ポルノの所持禁止。正当な理由なく児童ポルノの所持を行っている者に対して、一年間の猶予をもって廃棄することが課せられている。

 とはいえ、これまで懸念されたように、どのような物をどのように所持していたら犯罪になるのか。あるいは廃棄する場合も、どのように廃棄すればよいのかはまったく告知されていない。そこで今回、改めて警察庁に対して取材を行ったところ、同庁は「具体的な廃棄の方法をお示しする立場ではない」として、明確な解答を拒んだ。

 この件を含めて、以下、質問事項と警察庁側の回答をお知らせする。

問1:児童ポルノの定義については、法律の条文にも示されていますが、実際に国民が廃棄しなければならないものが、あるとしたら、どのようなものが該当するのでしょうか。

問2:逆に、このような場合は廃棄しなくてよいという例を教えてください。

回答:
 児童ポルノとは、児童買春・児童ポルノ法第2条第3項で定義されている。
1 児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態
2 他人が児童の性器等を触る行為又は児童が他人の性器等を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの
3 衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの
であり、これらを描写した写真や電磁的記録に係る記録媒体に該当するものについては、所持が禁止されています。
 なお、一定の画像や映像が児童ポルノに該当するか否かは、警察官が個別の事件に対する捜査手続きの中でひとつひとつ慎重に確認して判断することになっていますので、警察では判断をお示しできないことを御理解願います。
 このため、現在児童ポルノと思われる物を所持している場合は、法の規定や国会における審議内容をご参照いただきながら、対応を御検討いただきたい。

問3:廃棄の方法について、雑誌・書籍の場合は通常の古紙回収のように紐で縛ってゴミに出したとすれば、他者の手にわたる可能性があります。コンピューターのハードディスクの場合、データを消したとしても復元ソフトで復元される可能性があるので、ハードディスクを物理的に破壊する必要があるかと思います。警察庁では具体的に、どのような形での廃棄を推奨されますか。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
おたぽる

トピックスRSS

ランキング