1日所長の篠田麻里子よ、どこにいた!? 年に一度の刑務所文化祭で“刑務所の中“を体験してきた

おたぽる / 2014年11月10日 18時0分

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人生で住みたくない場所ナンバー1と言えば、「刑務所」と答える人は多いのではないだろうか。しかし、住みたくはないのだが、覗いてみたいと思うのも人情である。そのためか、刑務所を舞台にした作品というのは、和洋、ジャンルを問わずに人気がある。

「おたぽる」らしくマンガ作品を挙げるなら、まず真っ先に思いつくのが花輪和一の『刑務所の中』(講談社)だ。懲役3年の獄中生活を送った作者が、その時の様子をこと細かに生き生きと描いている。山崎努や香川照之らが出演して映画化もされたので、知っている人も多いだろう。

 また、土山しげるの『極道めし』(双葉社)は、刑務所の雑居房で、囚人たちが今までに食べた一番美味しかった物の話をするマンガだ。こちらも、実写映画化されている。

 リアルな刑務所は描かれないが、原作・鷹匠政彦、作画・猿渡哲也の『力王 RIKI-OH』(集英社)は連載されていた頃にずいぶんハマった。近未来の私立刑務所が舞台で、右手に六芒星の印がある主人公が戦いを繰り広げる話だ。とにかく主人公のパワーが果てしなく強い(ワンパンチで巨大タンカーの腹に穴を開けてしまうほど!)。読んでいて楽しい作品だった。後に『高校鉄拳伝タフ』(集英社)を描く猿渡哲也のリアルな肉体描写がとても生きた作品だった。

 そんな、"覗きたいけど覗けない"刑務所を、堂々と歩き回れるチャンスが年に1度だけある。それが、『刑務所文化祭』だ。そこで今回、11月3日に開催された『第39回府中刑務所文化祭』に足を運んでみることにした。

 入り口をくぐるとすぐに、テントが出ていて、刑務所製品の販売をしている。革製品、洋裁製品、木工製品、金属製品など、さまざまなジャンルにわけられている。その商品が制作されたのはほとんどが府中刑務所の中でだが、中には長野刑務所、富山刑務所、甲府刑務所と、全国の刑務所から届けられている。デパートの物産展みたいな感じである。

 並んでいる商品は、お世辞にも新しいセンスとは言えないが、とても真面目に作ったんだな......とわかる商品が多かった。お客さんはかなり多く、実際に買っている人も多い。ずいぶんと安いのかな? と値札を覗いて見ると、価格は別に安くない。というか、ちょっと高いような気がする。

 それでも、スリッパや帳面なら少しくらい高くてもいいのだが、家具などはかなり高額な商品もあり、「高けえ!!」と思わず声が出てしまった。60万円のタンスをわざわざ刑務所で買う人とは、どんな人なのだろうか......。

おたぽる

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