ダイナミックなアクションと端正な作劇が共存する、まさに“神回“!『ガンダム Gのレコンギスタ』

おたぽる / 2014年12月3日 3時0分

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――毎日、何本ものアニメが目まぐるしく放送されている現代日本。これだけ放送本数が多いと、見るのだって一苦労......。そんな悩める現代オタクのため、「おたぽる」がオリジナル作品を中心にテレビアニメ・レビュー! これさえ読めば、気になるあのアニメのあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には"ネタバレ"が含まれていますので、ご注意ください。

■『ガンダム Gのレコンギスタ』
第10話「テリトリィ脱出」

【今週の極私的見どころ!】
『進撃の巨人』で一躍名を馳せた荒木哲郎氏が演出・絵コンテを手掛けるということで、放送前から注目を集めていた今回。いざ蓋を開けてみれば、アクの強い富野演出とは一味違う、ダイナミックなアクションと複雑なストーリーをわかりやすく整理する作劇が共存する、まさに"神回"でした。序盤のクライマックスと呼べる注目のエピソードです。

【今週のおすすめ度】
★★★★★

 キャピタルテリトリィ、スコード教、アメリア国の重鎮が集結し、結果的にビッグ対談が実現してしまった前回からの続きとなる第10話。

 キャピタルガードのケルベス(CV:須田祐介)に連行された(というポーズ?)ベルリ(CV:石井マーク)たちは、教会から脱出します。その一方、教会でのスルガン総監(CV:木下浩之)とクンパ大佐(CV:広瀬彰男)の会話で、以前よりアメリアの軍備増強が問題視されていたことや、月の向こう側にあるというコロニー・トワサンガの存在は各国首脳の間では公然の存在となっていたこと。さらにその情報によって、タブーが機能しなくなりつつあったことらしきことが明らかになります。物語の始まるはるか以前から、各国間には火種がくすぶっていた模様です。

 その頃ベルリたちは、ケルベスの手引きでメガファウナへと帰還の途についていました。その道中でキャピタルアーミィが、ラライヤ(CV:福井裕佳梨)やG-セルフを手中に収めようと暗躍していることを知らされます。どうやらケルベスの行動は、アーミィに対する先手という意味があったのでしょう。アーミィとガードの確執は決定的な様子。なんだか『機動戦士Zガンダム』の地球連邦軍とティターンズの内ゲバを思わせます。

 直後、キャピタルテリトリィ首相とキャピタルガードのベッカー(CV:姫野惠二)が軍人を前に大演説。キャピタルアーミィの"ティターンズ化"はもはや確実。新型MS・ウーシアも出撃に備えてズラリと並びます。重々しいBGMも相まって、まさに軍靴の音が聞こえる感がヤバいです。にしても、ベッカーのテンションの高さがすごいです。こんなに演説をぶったりするキャラだったでしょうか。そんな彼(の乗るウーシア)に熱い視線を送るキャラが一人。......それはチア部隊の男の娘(CV:千葉啓介)です。意外なフラグが立ちました! 彼女(彼?)の恋の行方にも注目ですね!

おたぽる

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