東映映画スターに捧げ...られない!? 撮影現場の裏側もかいま見えた『トッキュウジャー』第38駅

おたぽる / 2014年12月6日 15時0分

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――日本全国のちびっ子から青少年、大きなお友だち、さらにはお母さん方といった女性までもを魅了する特撮ヒーローたち。そんなヒーローの活躍を世に広めるためのレビュー! これさえ読めば、気になる特撮作品のあらすじから評判までがまるわかり!!※本文中には"ネタバレ"が含まれていますので、ご注意ください。

■『烈車戦隊トッキュウジャー』
第38駅「映画つくろう」

【今週の極私的見どころ!】
 分倍河原、柴崎、国領......このネーミングの由来は?

 今回登場する映画プロデューサーの分倍河原に、主演俳優の柴崎に国領。一見、普通に見えるが、この三つの役名の共通点はなーんだ? 答えはwebで! とシャレオツなCM風に決めようと思いましたが、考えたらここがwebでしたので、答えは「京王線の駅名」としれっと正解を発表。第34駅「恋は大騒ぎ」のゲストキャラの名前も表参道だったし、脚本・大和屋暁さんの回のキャラはみんな駅名にちなんでるのかしら?

【今週のオススメ度】
★★★★★

 映画スタジオ"東都撮影所"に見学に来たライト(演:志尊淳)たちは、スターに会えるかもと期待で胸がドキドキ。ところが撮影所の正門で目にしたものは、シャドー怪人フィルムシャドー(CV:石川英郎)とそれに追われる中年男。思いがけない展開ながらも中年男を救うため、ライトたちは慌てて二人の後を追いかけるが......。

 まさか高倉健さんに続いて、菅原文太さんまで......70年代の東映を支えてきたスターが、立て続けにお亡くなりになってしまい、図らずも追悼のようなタイミングになってしまった映画回です。ちなみに深作欣二監督のご子息で、お二人の名前をひと文字ずついただいたという深作健太監督は『激走戦隊カーレンジャー』や『電磁戦隊メガレンジャー』で助監督を務めていたという......なんとか強引に話題をつなげようかと思いましたが無理そうなので、これくらいにしてお二方のご冥福を心よりお祈りいたします。

 閑話休題。今回の舞台は映画の制作現場。なるほど、これなら遠くまでロケハンに行く手間も省けて、年末のスケジュール調整とかそろそろ少なくなってきた制作費にも優しいエコでメタな設定です。

 そんなクライマックスに向けての修羅場でのたうちまわるスタッフたちの怨念を具現化したような存在が、シャドー怪人フィルムシャドー。デジタル化の波に飲まれて、もはや絶滅寸前のフィルムをモチーフにするあたり、映画人としての挟持が感じられます。

おたぽる

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