“幻の作品“も多数! 深夜に増殖するショートアニメ番組のカラクリに迫る!!

おたぽる / 2013年12月9日 22時0分

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 年の瀬が近づきつつも、日々数多くの番組が放映され続けるテレビアニメ。その中でも、深夜帯に5~10分程度のショートアニメ番組が、ここ数年でぐっと増えていることにお気づきだろうか?

 今年(2013年)に放映された作品を並べてみよう。

【1月期】
『僕の妹は「大阪おかん」(放映スタートは12年12月)』『石田とあさくら』『直球表題ロボットアニメ』『あいまいみー』『ヤマノススメ』『まんがーる!』『戦勇。(第1期)』

【4月期】
『ぷちます!! プチ・アイドルマスター』『あいうら』『ガラスの仮面ですが』『血液型くん!』『スパロウズホテル』『ガッ活!(第2期)』

【7月期】
『闇芝居』『てーきゅう(第2期)』『戦勇。(第2期)』『リコーダーとランドセル ミ☆ 』『にゅるにゅる!!KAKUSENくん』

【10月期(現在放映中)】
『SuperSeisyunBrothers―超青春姉弟s―』『てーきゅう(第3期)』『殺し屋さん』『ミス・モノクローム』

 以上。今年だけでおよそ20を超える作品が発表されたのだ。ここまでジャンルが急成長した理由はいったいなんなのか、その理由を検証してみたい。

 まず簡単にショートアニメの歴史を振り返ってみよう。初めて放映された国産の連続ショートアニメはおそらく66年の日本テレビ系 『とびだせ!バッチリ』である。夕方の10分枠で月曜~土曜にかけて連日放映されたギャグアニメだが、これは当時のアフレコ演技指導者の談話によれば、「同一の時間帯に視聴者をテレビの前に必ず引きつけさせるようにする」という目的で企画されたものらしい。以降、同枠では『冒険少年シャダー』『夕やけ番長』『男一匹ガキ大将』『男どアホウ!甲子園』と10分枠のアニメが放映され続けるが、『冒険少年シャダー』以降は本来30分番組の作劇フォーマットを数分ごとのシチュエーションに切り分けて放映されていた。

 70年代に入るとフジテレビ系の『カバトット』『かいけつタマゴン』といったギャグアニメや、現在でも知名度を誇る怪作『チャージマン研!』がTBS系で放映され、ショートアニメはミニ番組として認知されるようになる。

 その後80~90年代にはショートアニメは幼児向け知育番組内のコーナーとして定着する。例外的に87年フジ系列で深夜5分枠で放送された『レモンエンジェル』(おそらくは美少女深夜アニメの嚆矢)という例外などがあったものの、以降も基本的に"キッズ向け・マニア向けのアニメ番組は30分連続物枠"という編成が大きく崩れることはなかった。

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