アイドルユニットの“会社化“を目指す、ボードゲーム&イベント制作アイドル「やおよろズ」の企画力がすごい

おたぽる / 2015年1月6日 1時30分

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 さまざまなアイドルが乱立する今の時代。世間でいう"アイドル"にはなれずとも、自らをアイドルと名乗る事によって"自称アイドル"にはなれてしまうこの時代。自称アイドルであれば、もはやそれは"地下アイドル"として活動しても許されてしまうそんな時代ーー。

 僕の知っているいわゆる"地下アイドル"と言えば、「メガマウスアイドル」だの「菩薩アイドル」だの「虚無僧アイドル」だの、もう何がなんだかわからない人達しか周りに居ないのだけど、そんな中、「ボードゲームアイドル」という、ますますよくわからないアイドルが存在するらしい、という噂を耳にした。

 彼女たちの名は「やおよろズ」。

 正式には「ボードゲームアイドル」ではなくて、「全方向カルチャー発信型アイドル」らしい。そんな彼女たちが、大阪はロフトプラスワンウエストで自主企画イベント「元カレデュエル!〜次こそは、運命の人〜」をするということで、一体どういうアイドルなのか確かめるべく、早速行ってみた。

 気になるイベントのタイトルは、「悲しい恋愛を経験した女たちが、元カレのエピソードで対決!」する"次世代女子会トークイベント"。

 その内容はというと......スゲェ濃かった!

 トークイベントといっても、その形式は1対1の対戦方式で、悲しい恋愛経験を持つ一般女性対戦者が、元カレをデュエルカードとして召喚し、いかにヒドイ男だったか、そのせいでいかに自分が不幸であったかを制限時間内で語り、競うというものだ。審査員と観客審査員は、今後どちらの女性により幸せになって欲しいかで投票する。

 この対戦方式が、盛り上がる盛り上がる!

 詳しい内容は出演者のプライベート流出厳禁のためここには書けないのだけど、ヒモ、DV、依存、躁鬱、ナルシスト......と、とにかく暴露されたダメ男のレベルが半端ない。すさまじき破壊力抜群エピソードの応酬だ。そのあまりの壮絶さに観客は、もう笑うしかない。

 さて、肝心のやおよろズだが、このイベント、実は彼女たちが対戦者としてエピソードを語る訳ではない。あくまで主役は対戦する一般女性たち。

 やおよろズ自体は司会進行をしたり、対戦者のセコンドについたり、審査員をしたりして、このイベントをサポートすることに徹している。そもそも彼女たちの最大の役目とは、このイベントを"企画・構成"していることなのだ。

 プロジェクターを駆使し、まるで編集したテレビ番組のように無駄が無く飽きさせないイベント進行の潤滑さ。そしてまるでカードバトルのように、トークにゲーム性を持たせて白熱させる斬新なエンターテイメント術。

おたぽる

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