作品愛が試される? 岡山市の『弱虫ペダル』コラボキャンペーンのハードルの高さがスゴイ!

おたぽる / 2015年1月7日 23時0分

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 岡山市内で開催されている『弱虫ペダル』のコラボキャンペーンが、妙なハードルの高さで注目を集めている。

 このイベント「弱虫ペダル×桃太郎のまち岡山 スタンプ&クイズラリー」は、昨年10月より今年3月末までの予定で開催されているもの。岡山市内各所に設置された6個のスタンプを集めると先着2万名にオリジナルクリアファイルがプレゼントされるキャンペーンだ(さらにクイズに3問正解すると先着1000名にオリジナルエコバックをもらえたが、こちらは早くも予定数配布終了)。

 別段作品の舞台でもない岡山市が同キャンペーンを始めたのは、岡山市が昨年から開始した「コミュニティサイクル・ももちゃり」の利用促進と、市内の回遊性を高めるのが目的だ。特に市内の回遊性の向上は、岡山市にとって大きな課題だ。というのも、これまで岡山の中心繁華街は、岡山駅から離れた百貨店・天満屋とそのバスターミナルを中心とした表町商店街であった。ところが、昨年末、岡山駅前に西日本最大級となるイオン岡山店がオープン。かつてバブルの勢いで作ってしまった駅南地下道はイオンへ向かう超混雑した道路になり、人の流れがまったく変わったことで、駅前以外の地域は脅威にさらされているのである。

 そうした背景があって、さまざまな意図を込めて始まったキャンペーン。まず気になるのは、スタンプの設置場所。商店街に設置するのはわかるけど、何故か岡ビルにスタンプが! 岡ビルとは、戦後間もない1951年に建設された1階が個人商店の市場。いや、地元民には馴染みだけど、なぜここにスタンプが......(筆者の実家も近所です、念のため)。

「市内の地理を考慮して選んだのですが、なるべく定休日がなくていつでもスタンプが押せる場所を選んだら、こうなりました」(岡山市の担当者)

 10月のキャンペーン開始以来、毎月1000人以上が参加しているというこのイベント。参加者は圧倒的に女性が多いという。その多くは県内からだが、熱い想いを持つ県外からの参加者もいるらしい。

 そんな地元密着型のキャンペーン。しかし、12月29日になり、新たな展開が始まっている。それが、神奈川県箱根へのシークレットポイントの設置だ。これは1月31日までに実施されているもので、「箱根のどこか」に設置されたスタンプを押して、それを岡山駅地下にある岡山市の「ももたろう観光センター」に持っていくと、抽選で真波山岳か東堂尽八のオリジナルB2タペストリーをプレゼントするというのである。

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