今の流行りとはまったく違う!? アニメ『熱風海陸ブシロード』にかける木谷社長の思い

おたぽる / 2013年12月14日 1時0分

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 TCG『カードファイト!! ヴァンガード』、ゲーム『探偵オペラ ミルキィホームズ』、新日本プロレスの買収、マンガ雑誌「月刊ブシロード」創刊など、さまざまなメディアを巻き込んだ展開を見せる株式会社ブシロード。先日行われた7大プロジェクトの発表など、「おたぽる」でも同社の動向を度々取り上げてきた。

 ブシロードの社名は、2003年に製作が発表されたメディアミックス作品『熱風海陸ブシロード』に由来している。これまで、CD、ラジオドラマ、コミックなどで展開されてきた『熱風海陸ブシロード』だが、肝心のアニメ化は原作者のひとりである吉田直の急逝などもあり、なかなか実現できないでいた。そんな本作のアニメ化をなんとしても実現するため、同社の木谷高明社長が2007年の現会社設立時に"ブシロード"の名を掲げたというのは、つとに有名だろう。

 その10年越しの念願が叶い、ついにアニメ『熱風海陸ブシロード』が完成! 12月31日のTOKYO MX、BS11でのテレビ放送に先駆け、12月12日に関係者向けの完成披露試写会が行われた。

 作品試写前のトークショーでは、原案・総指揮を務める木谷社長、プロデューサーのでじたろう(ニトロプラス)、監督の迫井政行、脚本の海法紀光に加え、声優の潘めぐみ、KENN、サエキトモ、鈴木千尋、森嶋秀太、橘田いずみらが登壇。改めての製作経緯や収録を終えた声優たちの感慨が語られた。

 ここでついに念願叶った木谷社長が、万感たる想いを一気に吐露。トーク内容が「10年越しの作品がようやく完成しましたね」という話題になると、登壇者に「もう(アニメ化は)ないと思ってたでしょ?」と振りまくり。しかし、初期より携わっていたサエキトモや鈴木千尋は「会社名になっている時点で、絶対あると思ってましたよ」と、厚い信頼を覗かせた。

 また、木谷社長がでじたろうへの謝意を述べると共に「なかなかこういう作品って難しいと思うんですよ」と振ると、でじたろうは「(アニメ『熱風海陸ブシロード』の)ブルーレイを売らなくていいっておっしゃっていて。売れないものを作るのは、ニトロプラスは得意なので(笑)」と、自虐的な冗談で返答。木谷社長も「僕(ブシロード)も、カードゲーム以外は意外とうまくいってなかったりしますから(笑)」と、負けじと自虐ネタで切り返し、会場の笑いを誘っていた。

 その後も、作品については「(『熱風海陸ブシロード』は)今のアニメの流行りとまったく違いますよね。今は男すら出さないようなアニメばっかりじゃないですか(笑)。でも、『熱風海陸ブシロード』は真ん中で男女が出てきて、それぞれの生き方を見せるという、流行とはまったく違うところを進んでいます」などなど、木谷節全開の言いたい放題。それだけ、この作品を披露することに自信を持っているからこそ言えることだろうし、なによりもそう話す木谷社長がとてもうれしそうだった。

 そんな大盛り上がりのトークショー終了後、『熱風海陸ブシロード』の上映が実施された。本編の内容について触れることはできないが、本作が木谷社長を始めとしたブシロード長年の想いの詰まった作品に仕上がっていることは間違いない。12月31日の放送を楽しみに待とう!
(文中、敬称略)

■『熱風海陸ブシロード』
放送日時:12月31日19時~22時
放送局:TOKYO MX、BS11
公式サイト:http://bushiroad-anime.com/

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