ufotable最新作『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』先行上映会で明かされた制作の裏側

おたぽる / 2013年12月27日 17時0分

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 今月16日、新宿バルト9にて映画『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』舞台挨拶付き特別先行上映会がおこなわれた。『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』は『空の境界』『Fate/Zero』『桜の温度』で知られるufotableの劇場用長編アニメーション最新作。10月、徳島でのイベント「マチ★アソビ vol.11」内にて12日から14日まで連日開催された世界最速の『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』超!先行有料上映会以来の公開で、都内初上陸となる。

 貴重な機会だけあってもちろんチケットはソールドアウト。満席の状態で舞台挨拶、本編上映、そしてアフタートークが繰り広げられた。

 舞台挨拶に登壇したのは平尾隆之監督、ヨヨ役・諸星すみれ、ネネ役・加隈亜衣、音楽・椎名豪の四氏。「公開が迫ってきて祭りの前のそわそわした感じ」と言う平尾監督は、見どころを問われて「作画の面に於いてはキャラクターを生きいきと動かすためにお芝居をがんばっています。柔らかい雰囲気を出すために美術に主線(実線)を入れたり、そういうところを詰めました」と答えた。これまでのufotable作品同様、質の追求へのこだわりがうかがえる。

 劇中の関係を彷彿とさせる姉妹のキャストは、姉のヨヨ役・諸星すみれとネネ役・加隈亜衣の2人。諸星すみれが「声を入れているときは色や音楽がついていない状態だったので、すごかった......なんと言ったらよいでしょうか」と言葉に詰まると、平尾監督は「ご出演いただいた役者さんにそう言っていただけると監督冥利に尽きます」。

「すごい」という感想の原因のひとつは、ハリウッド映画にも比肩しうるきらびやかな劇伴音楽と分厚いサラウンド音響にありそうだ。音楽の椎名豪は「感情の表現をする上では、普段の映像に音をつけるときよりもドラマティックに。もう一点、映画館ならではのスピーカーシステムで、体で感じられる音として味わっていただければ」。完成までの期間については「苦難の二年」と表現。『ヨヨとネネ』の世界観を決める一曲目に60以上のリテイクが出され、半年を費やしたという。

 加隈亜衣は「すみれちゃんと2回観ているんですけれども、観るたびに意見や感想が違ったものになる。今日ご覧になるみなさんにどう受け止められるのか、怖い、楽しみと、いろいろな気持ちがあり、緊張しています。観るときの気持ちや体調などのコンディションで変わると思うので、いいタイミングで観てほしいという気持ちがあります」と、期待と不安が交錯する様子を語った。観るたびに感想が変わるとは、どういう作品なのか? 否が応でもテンションが高まるなか、本編の上映が始まった。

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