「1000時間待たされる」大作RPG『ワンダーフリック』のレビューが大荒れ! その原因は?

おたぽる / 2014年1月9日 13時0分

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 1月8日、ゲーム開発会社・レベルファイブが満を持してリリースしたAndroid用ゲーム『ワンダーフリック Ver.1.0 秘宝大陸』をめぐり、レビューで低評価が続出するという騒ぎが起こっている。

 本作は、iOS版『ワンダーフリック大冒険プロローグ』の2013年11月の配信を皮きりに、2014年にプレイステーション3、プレイステーション Vita、プレイステーション4、Wii U、Xbox Oneでのサービスも予定しており、全7プラットフォームでセーブデータの共有が可能な点などから、大いに注目を集めている大作RPGだ。

 このゲームが騒ぎとなってしまった原因には、度重なる配信の延期がある。

 もともと『ワンダーフリックVer.1.0 秘宝大陸』は、2013年12月26日に配信スタート予定と告知されていた。ところが、原因は不明だが12月26日、27日、28日、30日、31日、年が明けて1月4日、6日、7日、8日と、毎日のように配信の延期が発表されることとなった。これには、リリースを心待ちにしていたファンも激怒。キャッチフレーズである「3分で楽しめて 1000時間遊べる 新型RPG」にかけて、「1000時間待たされる」などと揶揄されていた。

 一方で、もともとゲーム業界では発売延期は珍しいことではない。かつて一世を風靡したハード・スーパーファミコンでさえ1年以上の延期があったし、国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズなどでも、発売延期は起こっている。

 しかし、ここまで延期騒動が大きくなってしまったのは、レベルファイブによる連日の延期告知に一因があるといえるだろう。アプリのレビューでは「もっと余裕を持って発表してくれればよかったのに」という声も多く、一度くらいの延期発表、もしくはずっと余裕をみた日程で発表し、そこから前倒しになる分には、ここまでの不満も出なかったように思われる。スマホ用アプリということで、プレスや流通にあまり気を配らなくてよい分、見通しが甘かったのかもしれない。

 また、延期以外でレビューをにぎわせているのは、「ダウンロードに1時間以上かかる」という点。こちらも「さんざん待たせておいて、ダウンロードでも待たされる。運営はなにをやっているんだ!」という声が多い。度重なる延期によってユーザーの怒りが沸騰、少しの不具合でも「星1つ!」と評価されてしまう悪循環に陥っている。中には「まだやってないけど、発売延期になっていたから星1つ」という評価を下すユーザーもちらほらいる。

 現状、批判のレビューが多いとはいえ、実際のユーザーからは「グラフィックはアプリとは思えないほど高レベル」といった声も聞かれるなど、ゲーム内容自体への不満は、運営や仕様への不満に比べるとほとんど見られない。これからプレイしたユーザーによるゲーム自体への評価が上がっていくことも期待できる。

 今後iOS版のリリースが、1月15日に予定されている。せっかく良作を作り上げたところで、思わぬところで足を引っ張られては元も子もない。iOS版リリースの際には、今回の二の舞にならないようにしてもらいたいものだ。

おたぽる

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