『ズヴィズダー』は幼女萌えか世界革命賛歌か!? 新作深夜アニメ怒涛の第1話全レビュー!!【11日土曜編】

おたぽる / 2014年1月15日 11時50分

 ただ原作の消化ペースがやや早いような印象があるので、限られた話数でどう着陸させるのか? そこがアニメ版最大の課題かもしれません。

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■『世界征服~謀略のズヴィズダー~』
第1話「人類皆征服」

 hunting cap brothers原作、岡村天斎監督、シリーズ構成は星空めてお(TYPE-MOON)と岡村天斎によるオリジナル作品。アニメ制作はA-1 Picturesが担当。戒厳令の夜、行き場のない地紋明日汰は幼い少女・星宮ケイトに出会う。 少女は 世界征服を目論む秘密結社ズヴィズダーの総帥・ヴィニエイラと名乗るが、明日汰は信用しない。勝手にズヴィズダーの一員に任命される明日汰。 夜の街を彷徨う2人だが、やがて夜空を焦がす戦火が上がり、戦車と怪物の戦闘が始まった......!?

 独特の世界観を持つ作品創りに定評のある岡村天斎監督がPCゲームメーカー・TYPE-MOONのシナリオライター・星空めてお氏と組んで送り出す新作オリジナルアニメ。「ズヴィズダー」はロシア語で星を意味する「звезда」とのことで、世界征服を狙う秘密結社ズヴィズダーのデザインワークは全体にロシア風テイスト。このあたりを含め、本作はキャラクター原案の黒星紅白さんの持ち味を色濃く残したキャラデザインが成功していると思います。

 明言されていませんが、今作の舞台は聖地巡礼ファンにはお馴染みになって来た東京都立川市がモデルの模様。『ガッチャマンクラウズ』といい、『サムライフラメンコ』といい、マンガ『ハカイジュウ』といい、ここのところ立川はいろいろ各方面から襲撃され過ぎの気がしますね。

 冒頭のズヴィズダーによる世界征服が成功し、しかし大地は荒廃しきっている世界からの回想で始まる本編。なぜ日本に戒厳令がしかれているのか? ズヴィズダーの超科学力と超兵器の由来はどこから? 自衛隊をも指揮できる正義の戦隊ホワイトライトとはなんなのか? とストーリー的には謎・謎・謎の連発で引っ張る1話でしたが、まずビジュアルありきの力技で押し切った痛快さはあっぱれな感じ。

 うがった見方をすれば、「わがまま強引ヒロインに振り回される気弱主人公」のパターンを踏襲しているとも言える本作ですが、「世界を守れるのは征服だ」「世界は征服されたがっている。私にはその声が聴こえる」などと、熱く大義を高らかに宣言する幼女だったら尻尾を振って付いていきたい! と考える男性も少なくないはず(笑)。

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