「ハッシーついてるから大丈夫やろ」 新連載『ものの歩』は、名作揃いの将棋マンガ界で頭角を現せるか!?

おたぽる / 2015年9月16日 18時0分

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 看板作『ONE PIECE』の休載で、少し寂しかった14日発売の「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)42号。しかし、今号より連載が始まった『ものの歩』が好スタートを切ったおかげか、思いのほか読者は悲しんでいないようだ。

 作者はかつて「ジャンプ」にて、剣道を題材にしたマンガ『クロガネ』を連載し、人気を博した池沢春人氏。連載終了から2年以上の期間を経て、同氏がついに「ジャンプ」に戻ってきた。

“秋の陣・2連新連載”の第1弾として同誌の巻頭カラーを飾った『ものの歩』は、タイトルとおり将棋を題材にした作品。登場キャラクターも主人公・信歩(しのぶ)をはじめ、康金、銀雅、香月など、将棋を思わせる名がついており、それらのキャラクターがシェアハウス“かねや荘”で、ひとつ屋根の下、生活をともにしながらプロ棋士を目指す。第一局(第1話)では、何をやっても不器用な信歩が将棋と出会い、その才能を住人から認められる、というストーリーだった。

 前号(「ジャンプ」41号)で『ものの歩』連載は予告されていたが、「『クロガネ』の人だっけ?」「なんか地味そうだな」「将棋マンガは厳しいと思う」など、決して前評判は高くなかった。だが、いざ連載が始まると「表現力あるなーと思った」「『クロガネ』が嫌いだったから期待してなかったけど、面白かった」「将棋のルール知らなかったけど、結構良かったな」と好評。「香月ちゃんかわいい。尻触りたい」「香月ちゃんと一緒に住むとか理性崩壊するよ。絶対に使用後のトイレ狙うわ」など、すでに香月を“推しキャラ”にしている読者も見られるほど。「読みやすいが、ひとまず保留だな」「悪くはないけど、今の色濃いジャンプについてこれるかどうか」といった声も聞こえるが、まずは好スタートといえそう。

 それもそのはず? 『ものの歩』の棋譜監修を務めるのは、“ハッシー”こと橋本崇載八段だ。金髪パンチパーマに紫色のスーツで“ホスト”と呼ばれたり、禁じ手の“二歩”を指して異例の反則負けをかましたり、益若つばさらを有するモデル事務所・エイジアプロモーションに入ったりと、何かと話題を振りまき、将棋ファンのみならず、ネット上で広く愛されている橋本八段。

 だが実力は本物で、A級への昇級やタイトル戦も経験している将棋界期待の若手棋士。その橋本八段が携わっていることも受け、「ハッシー監修かよ!」「監修ハッシーで吹いたわ」「ハッシーついてるから大丈夫やろ」といった声も上がるなど、ハッシー人気も『ものの歩』好スタートの一因となったようだ。

『月下の棋士』(小学館)、『ハチワンダイバー』(集英社)、『3月のライオン』(白泉社)、『ひらけ駒!』(講談社)など、人気作が数多い将棋マンガ。連載をスタートさせた『ものの歩』は、頭角を現し“と金”となるか!?
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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