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くじ引きで何度もハズレ 他の保護者から掛けられた“信じられない言葉”に「ムカつく!」【漫画・作者インタビュー】

オトナンサー / 2024年6月8日 6時10分

漫画「保護者になった君たちへ」のカット(ぴん 4児ママさん提供)

 自身の幼少期を思い出して描いた漫画「保護者になった君たちへ」全3話が、Instagramで合計1500以上のいいねを集めて話題となっています。

 作者が5歳のときに参加した保育園の夏祭り。くじ引きでおもちゃを当てて喜ぶ同級生の姿を見て、「自分も当てたい!」と何度もチャレンジしました。しかし何度引いてもハズレばかりが出て、ガッカリしていると、くじ引きの係をしている保護者が…。読者からは「ムカつく!」「胸がギュッとなりました」などの声が上がっています。

■怒りよりも悲しみの方が大きかった

 この漫画を描いたのは4児の母のぴんさんです。育児漫画をInstagramやブログ「4児ママぴんブログ」で発表しています。ぴんさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ぴんさん「学生の頃に趣味で描いていましたが、育児漫画を描き始めたのは2023年の11月ごろで、Instagramを始めたのも同時期です。無料のお絵描きアプリ『アイビスペイント』に出会えたことがキッカケになり、始めてみました。Instagramで『いいね』やコメントを頂くことで、自己肯定感が上がった気がします!」

Q.この作品を描いた理由を教えてください。

ぴんさん「かなり以前のことですが、ずっと事あるごとに思い出していました。子どもを産んでから、改めて『あの出来事ってやっぱりひどいよな』という思いがよみがえったので、漫画にしてみました」

Q.当時は、自分が「ハズレ」しか引けないことを、どのように感じていましたか。

ぴんさん「純粋にくじだと思っていましたので、『当たりを引きたいから、何回も何回も挑戦するぞ!』と意気込んでいました」

Q.自分が保護者の立場になり、当時の保護者たちの行動をどう思いましたか。

ぴんさん「怒りより、悲しみの方が大きかったですかね。『自分だけがそんなことをされて哀れだな』と、当時の自分に同情してしまいました。と同時に、『小さい子にそんなことを言う人も哀れだな』と感じました」

Q.この作品にどのような意見が寄せられていますか。

ぴんさん「『嫌な大人』というコメントが多かったのですが、中には良い意味で『忘れられない保護者』のことをコメントしてくれる人もいました。そんな保護者になりたいな、とほっこりした気持ちになりました。また、前編をアップした後に、夫から『続きが気になる』と言われました(笑)」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

ぴんさん「大好きなテーマパークへ子連れで行く話や、家を建てたときの壮絶な過去があるので、そのあたりの話を今後描いていきたいと思っています」

オトナンサー編集部

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