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舞妓時代に“礼儀作法”をみっちり身に付けた女性 引退後に得た気付きに「オチが笑える」【漫画・作者インタビュー】

オトナンサー / 2024年6月23日 6時10分

漫画「舞妓と上下関係」のカット(松原彩さん提供)

 舞妓(まいこ)時代に身に付いたことについて描いた漫画「舞妓と上下関係」が、Instagramで8200以上のいいねを集め話題となっています。

 舞妓の世界では、年齢関係なく、デビュー順での上下関係がはっきりしています。京都で舞妓をしていた経験のある作者も、かつては妹分として数々の決まりごとを守っていました。そして、今でもその頃のクセが抜けず…。読者からは、「オチが笑える」「部活を思い出す」「気遣う心を見習いたい」などの声が上がっています。

■「すみません、ありがとうございます」と言うことも

 この漫画を描いたのは、エッセイストの松原彩さんです。舞妓だった当時のエピソードや日々の出来事を漫画にして、Instagramで発表しています。松原彩さんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「舞妓と上下関係」を描いたきっかけを教えてください。

松原彩さん「久々に舞妓時代の後輩たちと遊んだことがきっかけです。私がエレベーターに乗るとき、後輩たちがエレベーターのボタンを押す速さを楽しそうに競い合っていて、『あー、こんなことしていたなあ』と思い出しました(笑)」

Q.昔の口グセに対して、先生から「Mなの?」と言われたとき、何と返したのでしょうか。

松原彩さん「意味が分からず、聞き返してしまいました(笑)。後から、おっしゃっていることの意味を理解できましたが…」

Q.舞妓時代、妹分としての振る舞いが身に付くまでに大変だったことはありますか。

松原彩さん「大変だったのは、自分の動きが先輩舞妓さんより遅れてしまうことでした。飲み物を用意したり、のれんを上けたりするときに、先輩舞妓さんが自分より素早く動いていると焦りました(笑)。『姉さんすんません、うちにやらせとくれやす!』と言って、やらせてもらうようにしていました」

Q.現在の生活で特に役立っているものはありますか。

松原彩さん「社会人として最低限必要なことはたたき込まれたので、基本的な作法やあいさつなどは、いまだに役に立っていると思います」

Q.他にも舞妓時代のクセで、ついやってしまう行動はありますか。

松原彩さん「舞妓時代には、注意していただいたとき『すんまへん』に加えて、『(注意していただいて)おおきに』も言うように教わっていました。なので、いまだに怒られると『すみません、ありがとうございます』と言ってしまいます(笑)」

Q.漫画「舞妓と上下関係」について、どのような意見が寄せられていますか。

松原彩さん「『社会人として大事なことですね』など、私の思いと近いご意見もあってうれしかったです。他にも『大変そう』『厳しい世界ですね』というご意見もありました」

オトナンサー編集部

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