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悪質な“通販サイト”に要注意 「商品未着」「模倣品販売」の被害も 国民生活センターが呼び掛け

オトナンサー / 2024年6月26日 22時10分

悪質な通販サイトに要注意

 日本語表示の通販サイトで商品を購入したものの、「海外から発送された商品が届かない」「購入した商品が模倣品であると、税関から通知が届いた」などの相談が寄せられているとして、国民生活センター越境消費者センター(以下、越境消費者センター)が、公式サイトで注意を呼び掛けています。

 越境消費者センターによると、寄せられるトラブルの中には消費者が商品代金を支払った後、販売事業者と連絡が取れなくなり、販売事業者に対応を求めることが困難な事例も多く見られるということです。

 そこで、同センターは相談が寄せられた事業者のうち、「商品未着」「商品違い」「模倣品販売」の事例に該当し、クレジットカード決済や銀行振込で代金を支払った後、連絡を取ることが困難となった事業者を「悪質通販サイト」として、6月26日から公式サイトで公開。通販サイトの利用時は、この情報をチェックするよう勧めています。また、注意が必要な通販サイトの特徴について、次のように紹介しています。

【注意が必要な通販サイトの特徴】
・サイト内の日本語が正しく表記されていない。
・市場では希少なものがこのサイトでは入手可能となっている。
・ブランド、メーカー品で価格が通常より安い。
・支払方法が限定されている。振込先の銀行口座の名義が個人名である。
・キャンセル、返品、返金のルールがどこにも記載されていない。
・サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない。

 なお、通信販売業者は、通信販売サイトで消費者が注文を確定する直前に、「最終確認画面」を表示して、契約内容を簡単に最終確認できるようにしなければならないということです。

 そこで、悪質通販サイトで注文手続きを進めてしまった場合は、注文確定をする前に、最終確認画面を確認するよう、アドバイス。最終確認画面が表示されても、表示内容が不十分であり、消費者が誤認して注文した場合、契約を取り消せる場合があるといいます。

 ただ、悪質通販サイトの中には最終確認画面が表示されず、そのまま注文が確定してしまうことがあるため、注意が必要だということです。

 万一、商品が届かないといったトラブルに遭った場合は、決済関連事業者に相談するよう、求めています。相談の方法は次の通りです。

■クレジットカード決済の場合
クレジットカード会社に対し、トラブルに遭ったことを連絡することで対応が得られる場合がある。できるだけ早くクレジットカード会社に相談すること。

■銀行振込の場合
銀行振込で支払ったお金を取り戻すことは非常に困難だが、できるだけ早く振込先銀行に事情を伝え、相談すること。併せて、最寄りの警察に被害を届け出るようにし、警察に相談した場合は、その旨も振込先銀行の相談窓口に伝えること。

 不安に思った場合にはすぐに消費生活センターなどに相談するよう、呼び掛けています。海外の事業者とのトラブルについては、国民生活センター越境消費者センターでも相談を受け付けているということです。

オトナンサー編集部

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