【漫画】小1息子の下校を1カ月間、こっそり見守っていた母 相次ぐ小学生の“危険行為”に仰天「いまだにドキドキ」＜作者インタビュー＞

漫画「新一年生の下校を一ヶ月間見守った結果。」のカット（ちゅんさん提供）

　小学生の下校の様子を描いた漫画「新一年生の下校を一ヶ月間見守った結果」が、Instagramで4700以上のいいねを集めて話題になっています。

　小学1年生になった息子の下校の様子を、こっそり見守りに行った作者。すると、息子や他の小学生たちの危なっかしい下校風景に驚愕し…。読者からは、「怖いですよね」「うちも、いまだにドキドキです」「アメリカみたいにスクールバスを出してほしい」などの声が上がっています。

■見守りでかえって心配が増えた

　この漫画を描いたのは、フリーライターのちゅんさんです。Instagramやブログ「マザーズ広場むすんでひらいて」で漫画を発表しています。ちゅんさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回、漫画「新一年生の下校を一ヶ月間見守った結果。」を描いたきっかけを教えてください。

ちゅんさん「小学生の下校風景を実際に見て、驚いたことがきっかけです。正直言って、『もうちょっとちゃんとしているかな！？』と思っていたのですが、想像していたよりも不安なことが多く、驚愕（きょうがく）しました（笑）」

Q.実際に小学生の下校風景を見たときは、どう思いましたか。

ちゅんさん「『こんなに危なっかしいとは…』とハラハラしていました。いろいろアクシデントや危険行為があったので、それらを目の当たりにすると、かえって心配が増えてしまいました」

Q.ちゅんさんは、現在も見守りに行っているのでしょうか。

ちゅんさん「下校のときは、途中まで迎えに行っています。いつまで続けるか悩み中ですが、学校が遠く、下校中に熱中症になった子もいたので心配で…。今のところ、まだ続けています」

Q.息子さんの下校時の行動で、ヒヤッとするようなことはありましたか。

ちゅんさん「体力がある方ではないので、他の子が走ってそれについて行こうとしているときは心配になりました。また、歩道橋の階段で転んだのを見たときは、ヒヤッとしました」

Q.小学校に入る際、登下校のことで息子さんと何か話しましたか。

ちゅんさん「『ここは車がよく来るよ』や『あのミラーで確認するんだよ』など、近所の注意してほしいところは、幼稚園のときから伝えていました。練習で、学校まで一緒に歩いたりもしました」

Q.漫画「新一年生の下校を一ヶ月間見守った結果。」について、どのような意見が寄せられていますか。

ちゅんさん「『分かる』『怖いですよね』など、共感のコメントを多く頂きました。同じように心配している親御さんは多いのだな、と感じました」

オトナンサー編集部