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【漫画】幼い頃、“指しゃぶり”をピタリとやめた夫 経緯知った妻が得た“気付き”に「涙が止まらない」<作者インタビュー>

オトナンサー / 2024年8月21日 6時10分

「子供との向き合い方」について思ったことを描いた漫画のカット(齊藤詠さん提供)

「子供との向き合い方」について思ったことを描いた漫画が、Instagramで3万以上のいいねを集めて話題となっています。

 指をしゃぶる癖があり、いつも指がふやけていたという幼い頃の夫。しかし、母に連れられて行った健康診断の日以来、ピタリと指しゃぶりをしなくなりました。そのエピソードを聞いた妻は、親と子の向き合い方について改めて考えさせられて…。読者からは、「感動して、涙が止まりません」「私も日々子どもたちに、成長させてもらっています」「もっと力を抜いて、子どもたちと笑って過ごしたいなと思いました」などの声が上がっています。

■完璧な母親じゃなくてもいい

 この漫画を描いたのはInstagramで漫画を発表している、イラストレーターの齊藤詠さんです。齊藤詠さんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

齊藤詠さん「少しでも『こんな感じでいいんだ』『私は、しっかりと子どもたちから愛をもらっているんだ』と、世のお母さんたちに思ってもらいたかったんです。

インターネットやSNSが普及したことで、情報過多の時代になり、さまざまな育児の情報が流通しています。それゆえ『何が正解か分からない』という混乱が、世のお母さんを苦しめている気がして。身近に信頼できる人や相談できる人がいないお母さんたちは、何を頼りに正解を見つければよいのか、そもそも正解などあるのか…。

どうか、『今日も子どもを大切にできているだけで素晴らしい』と、自分を褒めてあげてほしいです。完璧なお母さんでなくていいんです。幼い頃の私がずっとそうだったように、子どもはみんなお母さんのことが大好きなので。

わが家を含め、子どもも、大人も、お互いに『ありのままの自分でいい』と思えるような関係を築いていけたらいいな、と思っています」

Q.健康診断で注意されたという指しゃぶりは、なぜ良くないのでしょうか。

齊藤詠さん「詳しくは分からないのですが、一般的には出っ歯になったり、歯並びが悪くなったりするかもしれないから、などといわれています」

Q.このときのエピソードは、旦那さまに聞いたのですか。

齊藤詠さん「義母が何でもよく覚えている人なので、たくさん話を聞かせてもらいました。夫にも聞きましたが、覚えていませんでした。なにせ、夫は記憶力が弱いので(笑)」

Q.「親も子どもに成長させてもらっている」という言葉がありますが、齊藤さんも日々の子育てでそう実感していますか。

齊藤詠さん「子育ては本当に大変です。子どもはすぐに汚すし、うるさいし、なかなか寝かせてくれませんし…。しかし、子どもが私たちに向けてくれる笑顔や、『大好き』と言ってくれる毎日は、『こんなに人に必要とされたことがあっただろうか』と、これまで感じたことがないような大きなパワーを与えてくれます。よく子どもに怒ってしまうこともありますが、その分、たくさん反省して、成長させてもらっています」

Q.作品について、どのような意見が寄せられていますか。

齊藤詠さん「『感動して、涙が出てきました』『全力で笑顔を向けてくれる子どもに救われること、ありますよね』『うちも娘との毎日や未来を大切にしていきたい』などのコメントを頂きました」

オトナンサー編集部

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