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24時間、水道&電気を使わない「防災訓練」実施…災害時の“サバイバル術”に「勉強になります」【漫画・作者インタビュー】

オトナンサー / 2024年8月12日 6時10分

漫画「24時間水&電気なし 家庭内防災訓練」のカット(竹内文香さん提供)

 家族で防災訓練に取り組んだエピソードを描いた漫画「24時間水&電気なし 家庭内防災訓練」が、Instagramで多数のいいねを集めて話題となっています。

 ある日、何気なく防災リュックの中身を確認した父。すると賞味期限切れの水や、今では使えない道具が入っていました。家族の命を守るため、防災用品や家の中の防災対策を見直した父は、「1日防災訓練を行う」と家族に宣言して…。読者からは「素晴らしい」「勉強になります」「わが家でもやります」などの声が上がっています。

「24時間水&電気なし 家庭内防災訓練」は全24話ですが、この記事では第8話までの内容をご紹介します。

■本当に24時間訓練をやるとは思わず

 この漫画を描いたのは、三姉妹の母で漫画家の竹内文香さんです。現在は『さすがにムリだよ亜門くん』(集英社)を配信中。ブログやInstagramでも作品を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

竹内さん「高校1年生のときです。集英社マーガレットに投稿してデビューしました。Instagramでも漫画を投稿するようになったのは、三女を妊娠していたときからです。長女に胎内記憶があり、それがあまりにも面白かったので描いてみたのがきっかけです。妊娠や育児で数年間漫画から離れていたので、リハビリ的な要素もありました」

Q.このエピソードを漫画にした理由を教えてください。

竹内さん「私はInstagramの他に、Ameba公式トップブロガーとして自分が経験した在宅介護について、漫画や日記を発信しています。その中で『リアルタイムの日常ネタ』として、家庭内防災訓練について写真と文章でざっと発信したところ、詳しく知りたいというコメントやDMが多くきたことで、漫画にしました」

Q.4カ月の準備期間中、竹内さんとお子さんたちはどのように協力していたのでしょうか。

竹内さん「初期の準備段階では、私も子どもも無関心でした。もともと夫はハマると止まらない人なので、『今度は防災にハマったんだな』と温かい目で見ていました(笑)。でもまさか、本当に24時間訓練までやるとは思っていませんでした」

Q.お子さんたちは訓練中、どのような反応でしたか。

竹内さん「楽しさと不便さを交互に体感しているようでした。でも電気や水が当たり前のように使えるありがたさを実感し、その後は格段に防災意識が上がりました」

Q.ご自身やお子さんたちの防災意識や行動に、変化はありましたか

竹内さん「180度変わりました! 家族で日々防災について情報収集したり、話し合ったり、日常の中に当たり前のように溶け込んでいます。夫はYouTubeで防災情報を発信する動画の配信を始めました」

Q.漫画「24時間水&電気なし 家庭内防災訓練」にどのようなコメントが寄せられましたか。

竹内さん「危機感を持って備え始めたという人、防災意識が高まって防災沼にハマったという人がたくさんいました。自助ができてこそ共助につながりますから、とてもうれしいことです!」

オトナンサー編集部

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