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味の素「Cook Do<黒酢酢豚用>」13年ぶり“復刻” 現代に合わせた“改良点”を開発担当者に聞いた

オトナンサー / 2024年9月6日 9時10分

「Cook Do<黒酢酢豚用>」

 9月6日は「黒酢の日」です。2011年に販売終了となった味の素(東京都中央区)の調味料「Cook Do<黒酢酢豚用>」が8月24日、13年ぶりに“復刻発売”されました。同商品はファン投票で1位になったことから、再び販売されることになったのですが、1位に選ばれた要因や復刻にあたり改良された点などについて、同商品を開発した同社コンシュマーフーズ事業部メニュー食品グループの宮代淳子さんに聞きました。

「Cook Do<黒酢酢豚用>」は、2008年に販売を開始。香り高い本場の「香酢」を使用していて、コク深い本格的な黒酢酢豚を楽しめるのが特徴です。

 ファン投票の「『Cook Do』復刻版メニュー総選挙」は、2023年10月に同社のファンコミュニティー「味のもト~ク」で「Cook Do」シリーズで過去に発売していた7品種を対象に、復刻してほしい品種ナンバーワンを決める投票として実施されました。

 今回1位に選ばれた「黒酢酢豚用」は、2位の「玉子と豚肉のチリトマト炒め用」に比べ、2倍以上の投票数を獲得しました。

 一般的に家庭で「酢豚」を手作りしようとするとハードルを高く感じるもの。現代では、より調理の手間や時短が考慮されます。宮代さんも、「黒酢酢豚」が1位に選ばれた要因について「自分では手作りしにくいメニューと認識されているからだと思います」と分析。さらに、「13年前の発売時より『黒酢』がメジャーになってきていること、中華のメニューの中でも『酢豚』が人気であることだと思います」とコメント。

 当時は材料として「豚ももかたまり肉」が指定されていました。13年ぶりに“復刻発売”されるにあたり、現状のスーパーなどの精肉売り場に合わせて「豚肩ロースかたまり肉」「豚バラかたまり肉」「とんかつ用肉」などの入手しやすい種類に変更もされました。宮代さんは「調理に使う野菜の種類も少なくすることで、下ごしらえの手間も軽減しています」と、現代のユーザーの特性に合わせた改良点も教えてくれました。

 発売され、目標を上回る売り上げを更新中でもある本商品。“復刻”について、長年のファンから「自分の投票によって復活したのがうれしい」という声も届いたと明かす、宮代さんは「『Cook Do』ブランドへの応援や温かいコメントをいただき、ファンの皆さまとのつながりを改めて感じられたとともに、その声に商品という形でお返しできたことをうれしく思います」と喜びも語ってくれました。

オトナンサー編集部

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