【漫画】祖母が大好きだけど、“感謝“を素直に伝えられない すると、ショッキングな“出来事”が＜作者インタビュー＞

漫画「おばあちゃん大好き」のカット（疲れた村のつか子ちゃんさん提供）

　祖母への思いを描いた漫画「おばあちゃん大好き」が、Instagramで話題となっています。

　作者の祖母は、パワフルで料理上手。子どもの頃からそんな祖母が大好きな作者でしたが、面と向かって感謝の気持ちを伝えたことはありませんでした。あるとき祖母の「あと何年生きるか分からないから」という言葉を聞いて…。読者からは、「私もおばあちゃん大好きです」「感謝の気持ちをしっかり伝えるのは大事ですよね」などの声が上がっています。

■祖母に会うのは年に数回

　この漫画を描いたのは、ブロガーの「疲れた村のつか子ちゃんさん」です。日常の出来事や体験談を漫画にして、Instagramやブログ「疲れた村のつか子ちゃん」で発表しています。疲れた村のつか子ちゃんさん（以下、つか子ちゃんさん）に、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

つか子ちゃんさん「小学生のときから描いていました。本格的に描いた時期もありましたが、しばらくやめていました。十数年がたち、さまざまな経験をしたので、そこで感じた自分の感情を整理するために、2～3年前くらいから漫画を描くことを再開しました」

Q.今回、漫画「おばあちゃん大好き」を描いたきっかけを教えてください。

つか子ちゃんさん「私が学生の頃から、友人たちの間でたびたび祖母のことが話題になっていました。友人に送る動画をノリノリで撮らせてくれるような、サービス精神旺盛でチャーミングな祖母のことを漫画に残したいな、と思って描きました」

Q.おばあさまのところへは、どのぐらいの頻度で遊びに行くのでしょうか。

つか子ちゃんさん「今は、年に1～3回くらいです。帰省したタイミングで遊びに行きます」

Q.「あと何年生きるか分からんからな～」と言われたときの心境を教えてください。

つか子ちゃんさん「年に数回しか会えないので、祖母の年齢を考えると、実際に一緒に過ごせる日数はトータルで1カ月にも満たないのかも……。そう思ったら、お別れが現実味を帯びてきて寂しくなりました」

Q.これからどういう形で、おばあ様に感謝の気持ちを伝えていきたいですか。

つか子ちゃんさん「ご飯を作ってもらったときや、プレゼントをもらったときに「ありがとう」だけで済ませずに、具体的な感想をちゃんと伝えると喜んでくれるので、これからもちゃんと伝えていきたいです」

Q.漫画「おばあちゃん大好き」について、どのような意見が寄せられていますか。

つか子ちゃんさん「『私はもうおばあちゃんに会えないので、会えるうちに感謝を伝えておいた方がいいですよ！』というコメントをたくさん頂きました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

つか子ちゃんさん「旅行や食べることが大好きなので、食に関することや、旅ブログなども増やしていきたいと思っています。他には、ホラーやオカルト話にも挑戦したいです」

オトナンサー編集部