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【折りたたみ自転車】走行中にフレーム“真っ二つ”→あごをけが 国民生活センターが「当該品の使用中止」呼び掛け

オトナンサー / 2024年10月30日 20時40分

フレームが破損した折りたたみ自転車「Horize Disc(ホライズ ディスク)」(国民生活センターの公式YouTubeチャンネルより)

 折りたたみ自転車の有名ブランド「DAHON(ダホン)」の一部商品に、フレームの強度が不足しているものがあったとして、国民生活センターが10月30日、当該商品の情報を公表するとともに、当該商品を所有している場合は使用を中止するよう、呼び掛けました。また同日、折りたたみ自転車の輸入代理店がリコールを公表しました。

■計734台がリコールの対象に

 国民生活センターによると、問題となっている折りたたみ自転車の商品名は、DAHONブランドの「Horize Disc(ホライズ ディスク)」(カーキ/スティールグレー)で、輸入代理店のアキボウ(大阪府堺市)が、2021年8月から2024年1月ごろまで出荷した計734台がリコールの対象だということです。同社は2024年10月30日にリコールを公表しました。

 同センターに対し2023年5月、「折りたたみ自転車で走行中にフレームが破損し、あごにけがをした」「フレームが破損した原因を調べてほしい」という情報が寄せられたことが今回のリコールのきっかけだといいます。当該の自転車はフレームのヒンジ部付近で破損しており、フレームの前後(前フレーム、後フレーム)が分断した状態になっていたということです。

 その後、同センターが破損した自転車を調査した結果、破損していたアルミ合金製フレームのヒンジ部付近の溶接部に多種の溶接欠陥がみられ、フレームの強度が不足していることが分かったといいます。

 同センターは「Horize Disc」を所有している場合、アキボウの社告を参照して、リコールの対象かどうか確認するとともに、対象であった場合は使用を中止し、購入した販売店、もしくはアキボウへ問い合わせるよう、呼び掛けています。

 アキボウは社告を通じ、対象商品について、補助具を無償で取り付けると公表しています(問い合わせ先の電話番号は0120-557-144)。

オトナンサー編集部

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