【秋ドラマ】演技が光っていたと思う俳優ランキング 2位「海に眠るダイヤモンド」神木隆之介…1位は？

「海に眠るダイヤモンド」で主演を務める神木隆之介さん（2020年2月撮影、時事通信フォト）

　エンタメ情報ウェブマガジン「TVマガ」を運営するWonderSpaceが、「2024年秋　今期ドラマで演技が光っていたと思う俳優」についてのアンケートを行い、結果をランキング形式で紹介しています。

　調査は、11月8～13日にかけて、18歳以上の男女100人にインターネットで行われました。

　第3位は、松本若菜さん主演の「わたしの宝物」（フジテレビ系、毎週木曜午後9時）で主人公・神崎美羽（松本さん）の夫・宏樹を演じている田中圭さん、「ライオンの隠れ家」（TBS系、毎週金曜午後9時）で主人公・小森洸人を演じている柳楽優弥さん、「嘘解きレトリック」（フジテレビ系、毎週月曜午後9時）で主人公の一人・祝左右馬を演じている鈴鹿央士さんの3人が選ばれました。

　田中さんは、美羽に対するモラハラ気質の言動や、娘に対する優しいパパ姿など、奥深い演技を披露しています。柳楽さんは、自閉スペクトラム症を患った弟・美路人（坂東龍汰さん）を持つ優しい兄を演じています。鈴鹿さんは、ダブル主演を務める松本穂香さん扮（ふん）する「人の嘘が聞き分けられる」という能力を持つ浦部鹿乃子の探偵助手として、推理とハッタリに長けた明るく優しい役柄を見せています。

　第2位は、連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」（TBS系、毎週日曜午後9時）で主人公・荒木鉄平と玲央の二役を演じている神木隆之介さんでした。同作は、1955年の長崎・端島と、2018年の新宿・歌舞伎町の2つの時代を行き来する壮大な家族のドラマ。異なる時代、全く異なる職業の人物を巧みに演じ分け、話題になっています。

　回答では、「昭和を生きる青年と令和のホストという二役を見事に演じ分けているから。最初ホストの玲央を演じているのを見て、いつもの神木さんより声が低く発声も違うように感じました。所作や目線など、細部の至るところから鉄平と玲央それぞれの人生を感じられてすごいと思いました」（のえ）、「現在と過去で鉄平と玲央と全く別の人を演じているがどちらも演技がうまくて見応えがあるから。ホストの役で客に気に入られようと媚びうる感じもいいし、鉄平の純粋無垢な感じも好きだから」（ましゅまろ）といった感想が見られたとのことです。

　第1位は、「ライオンの隠れ家」で美路人を演じている坂東さんでした。事故で両親を亡くしてから自閉スペクトラム症を患った美路人を繊細な演技で表現しており、注目を浴びています。

　投票した人からは「自閉症という難しい役柄なのに、かわいらしさや接する時の難しさを繊細に演じていて、すごいなと感じた。画面に少ししか映っていない時も、その部分だけで『みっくん』がいるんだなって分からせる演技力がすごかった」（よんたろ）、「自閉スペクトラム症の役を演じられているが、細かい仕草や声のトーンまで、完璧に演じられている。役作りをするのにどれくらいの期間をかけて準備したかと思うと頭が下がる思いがする」（HITOSHI）といったコメントが集まったということです。

オトナンサー編集部