【漫画】業務量はほぼ同じなのに…「評価される人」は何が違う？ 女性の疑問に友人が教えた“仕事がデキる風”に見せる裏技＜作者インタビュー＞

漫画「仕事でどう動いてる？　大変だよね　ある日の仕事」のカット（こもれびさん提供）

　仕事で評価されるコツについて考えたエピソードを描いた漫画「仕事でどう動いてる？　大変だよね　ある日の仕事」が、Instagramで300以上のいいねを集めて話題となっています。

「仕事で評価されやすい人」について、友人と話していた作者。「ほかの人と同じ仕事量でも、高く評価されることがあるのはなぜだろう？」と思う作者に、友人が教えてくれた「仕事ができる人に見える理由」とは…。読者からは、「確かに、分かる気がします」「仕事ってメリハリが大切ですよね」「ハキハキしゃべる人も、仕事ができる人って感じがします」などの声が上がっています。

■友人の答えに納得

　この漫画を描いたのは、Instagramで漫画を発表している、イラストレーターの「こもれび」さんです。こもれびさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.「最終的に、みんなとほとんど同じ量の仕事をする人が評価される」という言葉の意味について、詳しく教えてください。

こもれびさん「最終的にこなした仕事の量は他の人と大差がないはずなのに、テキパキと良く動き、動作が早い人の方が仕事ができるように見え、何かと高く評価されがちという意味です」

Q.今回、漫画「仕事でどう動いてる？　大変だよね　ある日の仕事」を描いたきっかけを教えてください。

こもれびさん「友人が『仕事が早く見える人の特徴』の一つを教えてくれました。スキマバイトやこれまでの仕事を思い返すと、確かにそういう人が評価されていたな、と妙に納得したからです」

Q.そのような人に対して、どのように感じますか。

こもれびさん「評価の高い方が気持ち良く仕事ができると思うので、まねできるところはまねしたいなと思いました。うらやましい…」

Q.こもれびさん自身は、普段仕事をする際、どのようなことを意識していますか。

こもれびさん「現在は飲食店で調理師をしているのですが、料理の味や見た目のチェック、お客さまに対する笑顔や感謝の気持ちなどを意識しています。もちろん、スピードに関しては適度な早歩きも（笑）。
また以前、私が保育士をしていたときは、子どもへの優しさや温かみのある対応、保護者とのコミュニケーション、仕事中の時間配分などを意識していました」

Q.漫画「仕事でどう動いてる？　大変だよね　ある日の仕事」について、どのような意見が寄せられていますか。

こもれびさん「『まずは練習から』『さっそくまねしてみます』『動きのメリハリを意識すると仕事ができそうに見えますよね』などの声がありました。また、IT関連の仕事に就いている人からは、『キーを早く打って、できる雰囲気を出しているが、実は間違えて入力し直していることも多々ある（笑）』という意見も。もちろん、『ゆったりさ』が重要視される仕事もあるので、あくまで参考程度に考えていただけますと幸いです」

オトナンサー編集部