「就職人気企業ランキング」コロナ前後でどう変わった? 2026年卒〜2021年卒「過去5年間」のトップ10比較
オトナンサー / 2024年12月19日 7時10分
20代社会人・学生の転職・就職支援サービスを提供する学情(東京都中央区)が、コロナ前(2019年調査)とコロナ禍(2020年~2022年調査)、現在(2023年~2024年調査)で「就職人気企業ランキング」トップ10を比較。その結果を発表しました。
■コロナ前後で一貫して1位
調査は2019年から2024年の各年において、4月1日から10月31日まで実施。全国大学3年生、大学院1年生を対象に、最大5社までの選択式で回答を募ったものです。
調査の結果、コロナ前後で一貫して1位となったのは「伊藤忠商事」。2018年調査から7年連続で首位の座を獲得しています。同社は大手総合5社の中でも非資源分野を主力とし、他の4社が資源価格の下落などで前年から純利益を減らす中で唯一増益となっているほか、アパレルやコンビニ大手「ファミリーマート」を軸にした生活消費分野など、学生にも親しみのある分野で業績を上げていることも人気につながっているようです。
コロナ前の2019年調査(2021年卒)では、2位「JTBグループ」を筆頭に、「エイチ・アイ・エス(H.I.S.)」「オリエンタルランド」がトップ10にランクイン。「商社」「食品」とともに、「旅行」「レジャー」が人気を集めていたことがうかがえます。
2020年調査(2022年卒)では、2位「味の素」を筆頭に、3位「アサヒ飲料」、8位「ロッテ」と、「食品」がトップ10に3社ランクインしたほか、食品スーパーが好調だったイオングループが、前年の76位から10位に大きくランクアップ。コロナ禍で「巣ごもり消費」を牽引した業界が支持を得ていることが分かる結果となっています。
2021年調査(2023年卒)では、2位の「講談社」が前年4位から順位を上げたほか、「集英社」が前年11位から3位へ、「任天堂」が前年6位から5位へ、それぞれ順位を上げる結果に。自宅で楽しめるエンタメが人気を集めていたことがうかがえます。
2022年調査(2024年卒)では、前年5位から順位を上げた「任天堂」が2位にランクイン。他にも、電子コミックが好調な「講談社」や「集英社」がいずれも5位以内に入りました。
2023年調査(2025年卒)では、出版社がトップ10に4社入りし、2024年調査(2026年卒)でも、2位の「任天堂」を筆頭に、6位「集英社」、8位「KADOKAWA」、9位「講談社」などがランクイン。電子コミックや動画、ゲームなどのデジタルコンテンツを提供する企業が、デジタルネイティブである学生から支持を集めていることが分かる結果となりました。
オトナンサー編集部
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
就職人気企業ランキング10年比較/10年前は、トップ10に「旅行」「航空」4社のほか、「金融」もランクイン。2020年卒以降は、伊藤忠商事が首位を独占。現在は「ゲーム」「出版」が人気。
PR TIMES / 2024年12月17日 11時15分
-
就職人気企業、コロナ前は「旅行」が上位 - 最近は? 傾向が明らかに!
マイナビニュース / 2024年12月13日 18時3分
-
就職人気企業ランキングをコロナ前後で比較:コロナ前は「旅行」、コロナ禍は「食品」が人気。現在は「デジタルコンテンツ」提供企業が支持を集める。1位は一貫して伊藤忠商事
PR TIMES / 2024年12月12日 10時0分
-
【女性編】2026年卒「就職人気企業ランキング」トップ30発表! 前年8位→今年1位となった企業は?
オトナンサー / 2024年12月9日 7時10分
-
2026年卒「就職人気企業ランキング」男女別比較/男性部門トップは伊藤忠商事。2位の任天堂など「ゲーム」も人気。女性部門トップは味の素。30位以内に「食品」が9社ランクイン
PR TIMES / 2024年12月4日 10時0分
ランキング
-
165歳以上で働くなら知っておきたい「シニアが得する制度」って?
オールアバウト / 2024年12月26日 20時30分
-
2今年流行った「大人の学び」が明らかに! 2025年に"注目すべきスキル"とは?
マイナビニュース / 2024年12月26日 17時3分
-
3トースターでお餅を焼くと中がかたいまま…上手に焼くコツをタイガーが伝授!「予熱」より「余熱」がおすすめ
まいどなニュース / 2024年12月25日 17時45分
-
4【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説
マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分
-
5【MEGA地震予測・2025最新版】「能登半島地震以上の大きな地震が起きる可能性」を指摘 北海道・青森、九州・四国、首都圏も要警戒ゾーン
NEWSポストセブン / 2024年12月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください