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普段の掃除に“ちょい足し”で解決! プロが教える「忙しい人のための大掃除術」【洗面所編】

オトナンサー / 2024年12月19日 9時10分

いつもの洗面所掃除に“ちょい足し”!

 例年、12月半ばを過ぎると「今年もまた大掃除ができないまま新年を迎えるかも…」と焦る人もいるのではないでしょうか。しかし、ハウスクリーニングアドバイザーの有賀照枝さんは「普段の掃除にちょっとプラスすれば、本格的な大掃除をする時間がなくても大丈夫です」と話します。そこで、忙しい人でもまだ間に合う“ちょい足し”大掃除術を教えていただきました。今回は「洗面所」です。

■蛇口部分は「クエン酸水」で

 洗面台には、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が固まった白い水あかを中心に、手洗いや歯磨き、洗顔時に使うせっけん、歯磨き粉などが流れきらずに残った「せっけんカス」、皮脂汚れがたまりやすいです。これらの汚れをそのまま放置すると、「金属せっけん」と呼ばれる、ザラザラした落としにくい頑固な汚れになってしまいます。また、せっけんカスなどを餌とする赤やピンク色の「酵母菌」や、黒カビなども発生します。

 洗面台は身支度をする場所でもあるので、排水口にあるヘアキャッチャーには髪の毛やひげがたまります。整髪料を使う場合は、油分が付着しているケースもあるでしょう。掃除に使った雑巾などをすすぐと、ほこりや雑菌もたまりやすくなります。

 また、蛇口の素材によってはサビがつくこともあり、汚れを放置すると白い水あかと同様、落とすのに時間がかかってしまいます。さらに、洗面台周りはお風呂場とも近く、洗濯機が置いてあるなど衣類の扱いが多い場所の一つでもあるので、糸くずやほこりがたまりやすい場所でもあります。

 そんな洗面台周りの大掃除について、「本格的にやる時間がないと難しそう」と感じている人もいるかもしれません。そこで、普段の洗面所掃除に“ちょい足し”するポイントをお伝えします。

 洗面所の大掃除では、鏡のほか、蛇口と排水口部分の掃除の“ちょい足し”をおすすめします。白い水あかにはクエン酸などの酸性洗剤を、酵母菌や黒カビには塩素系カビ取り剤を使います。酸性と塩素系の洗剤を一緒に使うと、有害ガスが発生する危険があるので、十分注意してください。事前に、それぞれの洗剤が使える素材を確認し、作業時にはゴム手袋を着用しましょう。

【蛇口部分】

白い水あかには、水にクエン酸を溶かした「クエン酸水」を浸したキッチンペーパーを密着させ、その上からラップを使うなどして、クエン酸水が長時間とどまるように工夫しましょう。その後、スポンジや使い古した歯ブラシなどで磨き、この流れをきれいになるまで繰り返します。水が出る部分や伸びるシャワーヘッドのホース部分に黒カビが生えていることもあるので、カビ取り剤を使って落としてください。

【排水口】

ヘアキャッチャーのゴミを取り除いた後、カビ取り剤を振りかけてしばらく放置し、歯ブラシなどで磨きます。

【ドライ仕上げ・コーティング剤】

掃除が終わったら、水滴をそのままにせずに拭き取る「ドライ仕上げ」を行うと、よりきれいな仕上がりになります。手軽に使えるスプレータイプのコーティング剤を使うと、汚れがつきにくくなり、きれいな状態をいつもよりも長く保てます。

【洗濯機の防水パン周辺】

洗濯機の下に設置されている「防水パン」にも、ほこりがたまっていることがあります。掃除機のノズルやハンディーワイパーなどを使って取り除きましょう。

オトナンサー編集部

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