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【漫画】就活で全滅した女性 メンタル崩壊寸前に…どん底から立ち直るために捨てた“考え方”とは?<作者インタビュー>

オトナンサー / 2025年1月5日 6時10分

漫画「挫折した私が、生きるために『◯◯しなければいけない思考』を克服した方法」のカット(コジママユコさん提供)

 メンタルどん底状態からの回復を描いた漫画「挫折した私が、生きるために『◯◯しなければいけない思考』を克服した方法」が、Xで話題となっています。
 
 就職活動で全滅して、落ち込む女性。暗い気持ちから立ち直るために、考え方を変えようと思いました。その方法は…。読者からは「私の話かと思った」「これは大切なことだね」などの声が上がっています。

■「しなければいけない」という考え方にとらわれていた

 この漫画を描いたのは、漫画家のコジママユコさんです。2021年に『サステナ片付けできるかな?』(小学館)を発行。Xとnoteでエッセー漫画などを発表しています。コジマさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

コジマさん「2015年ごろに、個人ブログで漫画を発表し始めました。何か創作活動をしたいと思っていた時期で、ウェブ漫画は絵画や造形などの創作手法よりも、『制作から発表まで1人でできる』『早く作れる』『見てくれる人が多い』ことなどが魅力でした」

Q.このテーマを漫画で発表しようと思った理由は何でしょうか。

コジマさん「この作品は『就活全滅日記』という、自身の就職活動を描いたシリーズの1エピソードです。SNSを見ていると、就活に限らず、『求められたことをしなければいけない』という規範意識に苦しんでいる人が多いと感じていたので、自分の経験談が役に立つのではと思い、漫画にしました」

Q.発想の転換は難しいことですが、そのように思えるようになったきっかけはありましたか。

コジマさん「就職活動で『こうすべき』と言われていることをしたのに、結果が出なかったことが大きかったです。それまでは、学校の勉強や受験なども、『すべき』と言われていることをこなせば結果が出ていたので。『世間になんとなく信じられていることに従うと、実はその方がうまくいかないことがあるのでは?』と気付いたのがきっかけです」

Q.棚卸しの作業は、精神的につらいものでしたか。

コジマさん「いいえ。むしろ、『こうしなければいけない』と言われていることをそのまま受け入れる方がつらかったので、固定観念を批判するのは痛快なことでした。

当時は20代でしたが、若い人に対して、就職や結婚、見た目や態度について、世間から『こうしなければいけない』と言われることが多過ぎたので…」

Q.漫画「挫折した私が、生きるために『◯◯しなければいけない思考』を克服した方法」にどのようなコメントが寄せられましたか。

コジマさん「『私のことかと思った』という共感のコメントや、『心配性の後輩に読んでほしい』などのコメントを頂きました」

オトナンサー編集部

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