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たびたび論争になる「今川焼き」呼び名多すぎ問題 実は「おやき」「きんつば」「どら焼き」と呼ぶ地域も!?

オトナンサー / 2025年1月3日 21時10分

これのこと、何と呼んでる?

 円盤型の生地に、あんこやカスタードなどが入った「今川焼き」。お土産や食べ歩きにピッタリな、人気の定番和菓子ですよね。一方で、「今川焼き」という呼び名になじみがない人も多いのではないでしょうか。それもそのはず、「今川焼き」は地域によって名称が異なり、驚くほどの数の呼び名が存在しています。ネット上でたびたび論争になる「今川焼き」の呼び名、各地域ではどのように呼ばれているのでしょうか。ルーツとともに探ってみます。

■店名や商品名が「そのまま呼び名になる」例も

 今川焼きの誕生は江戸時代までさかのぼり、「今川橋」という橋の近くで売り出されたことが由来とされています。昭和中期ごろになると、愛媛県で一回り大きいサイズの今川焼きが「大判焼き」として発売され、大ヒット。「大判焼き」の名もあっという間に全国へと広まり、関東では「今川焼き」、全国的には「大判焼き」と呼ばれるのが主流になったようです。

 また、「回転焼き」もメジャーな呼び名の一つ。関西や九州などで広く使われており、焼き型を回転させながら焼く製法が由来とされています。同じく製法由来の呼び名では、広島の「二重焼き」も定着していて、こちらは別々に焼いた生地を重ねて作ることが語源のようです。

 さらに、今川焼きを販売している店名や商品名がそのまま呼び名となった例もあり、関西の「御座候(ござそうろう)」や富山県の「七越焼(ななこしやき)」などが挙げられます。

「おやき」と聞くと長野県の郷土料理をイメージする人も多いと思いますが、実は北海道や東北では、今川焼きが「おやき」と呼ばれています。「どら焼き」と呼ぶこともあるようで、なんだか混乱してしまいそう……。ちなみに、福島では「きんつば」と呼ばれており、こちらもあんこを薄い皮で包んだ別の和菓子と同じ名前です。

 他にも「太鼓饅頭(たいこまんじゅう)」や「じまん焼き」など、今川焼きの呼び名は数え切れないほど日本各地に存在しています。旅先などで、新しい呼び名を見つけるのも楽しそうですね。あなたの地域では何と呼んでいますか?

オトナンサー編集部

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