【漫画】息子が「ベビーモデル」に採用された！ 緊張しながら撮影スタジオへ行くと…母子の“貴重な体験”とは？＜作者インタビュー＞

漫画「赤ちゃんモデルやりました」のカット（珠々リナさん提供）

　初めてベビーモデルの撮影をした日の様子を描いた漫画「赤ちゃんモデルやりました」が、Xで話題となっています。一度でいいから、わが子をベビーモデルとして写真に残したいという願いを持っていた母。応募を続けていたところ、ついに合格し、緊張しながらスタジオ撮影に向かったのですが…。

■写真に写っていた息子の表情が…

　この漫画を描いたのは、会社員として働きながら漫画を描いている、珠々リナさんです。日常の出来事を漫画にして、Xで発表しています。珠々リナさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

珠々リナさん「小学生の頃から描いています。友達が創作漫画を描いていて、面白そうだなと思ったことがきっかけです。社会人になってから、創作漫画のアイデアを練る時間がなくなり、コミックエッセーや日記漫画にシフトしました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

珠々リナさん「『面白い体験だったな』と感じたことは、常に漫画に描き起こしています。今回のことも貴重な経験だと思ったので描きました」

Q.これまで、何回ぐらいベビーモデルに応募していましたか。

珠々リナさん「モニターモデルなども含めて、10回ぐらいだと思います」

Q.後日、出来上がった写真は確認できたのしょうか。

珠々リナさん「他の赤ちゃんと息子の2人で撮影したものが使われていました。写真自体はきれいでしたが、息子の表情がイマイチ＆横顔だったので、お情けで出してくれたのかな…と思うくらいでした。赤ちゃんモデルは難しいと痛感しました」

Q.撮影当日で、特に大変だったことは何でしたか。

珠々リナさん「慣れないこと続きで、終始大変でした。まず、朝の移動は通勤ラッシュを避けて遠回りし、車内では息子が騒がないように神経を使いました。撮影場所に着くと、撮影に慣れていそうなお母さんやかわいい子ばかりで、その場の雰囲気に私も息子も飲まれてしまい、2人でカチコチに緊張…。そんな中で、息子の緊張をほぐすのも大変でした」

Q.現在もベビーモデルの応募は続けていますか。

珠々リナさん「この撮影が終わってから2カ月ほどの間は、人見知りもあったので応募を控えていました。でも最近、人見知りがなくなり、誰にでもニコニコ笑うようになってきたので、応募を再開しました。ただ、なかなか受からないので、受かったときのために撮影の練習をしようと思っています（笑）」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

珠々リナさん「現在、出産時に起きた一連の出来事を描いた漫画を制作しており、その漫画をkindleで出版したいと思っています。また、以前描いていた婚活漫画の続きがまだ描けていないので、完結させたいです」

オトナンサー編集部