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【漫画】結婚後、家を購入予定の女性 知人男性から「旦那さんいい人」と言われ、長年モヤモヤ ようやく分かった“真意”<作者インタビュー>

オトナンサー / 2025年1月26日 6時10分

漫画「結婚の捉え方について」のカット(りんりんさん提供)

 知人男性の言葉の真意を考えてモヤモヤしていたことを描いた漫画「結婚の捉え方について」が、Instagramで話題となっています。

 結婚する前、知人男性に「結婚したら家を購入して住む」という話をしたところ、「旦那さんはいい人だね!」と言われました。「なぜ、いい人と言われるんだろう」とその場で違和感を覚えたのですが、その後も長年モヤモヤとしていて…。読者からは、「いろいろな価値観がありますね」などの声が上がっています。

■知人男性の真意に気付いたのは10年後

 この漫画を描いたのは、イラストレーターの「りんりん」さんです。Instagramとブログ「りんりん絵日記帳」でエッセー漫画を発表しています。りんりんさんに、作品についてのお話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

りんりんさん「中学生くらいから、好きで描いていました。デジタルで描き始めたのは、1年ほど前からです。Instagramのアカウントは3年前に開設しましたが、当初はファンアートを描いていました。漫画を投稿するようになったのも、1年ほど前からです。今まで、なんとなく恥ずかしくて描けなかったのですが、『もう若くない!(笑)』と、自分に残された時間を実感したので、『やりたいことはやろう』と始めました。

良いことも悪いことも、失敗もしんどいことも、何か経験するたびに『漫画に描いちゃおう! ネタに生かしちゃおう!』と思えるようになりました」

Q.今回、このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。

りんりんさん「自分なりに思う『結婚の理想のあり方』を、過去の経験を交えて表現したくなったからです」

Q.彼の「いい人」発言は、どのようなニュアンスだったのでしょうか。

りんりんさん「純粋といえば純粋で、皮肉といえば皮肉だと思います。ある意味、あきれていたというか…。『結婚して、配偶者に養ってもらえるんだね。いい人で良かったね』というのが真意だったと思うので、このあたりの彼の元々の考えをもっと描けたら良かったな、と思います」

Q.「いい人」の真意に気付いたのは、いつごろですか。

りんりんさん「10年後くらいでしょうか。それまで、たま~に思い出してはなんとなく違和感にモヤッとして、また忘れる、という感じでした。

きっかけは忘れてしまいましたが、『結婚にお金は重要だが、お金に換算できない価値もある』と思うようになり、『そうか』と気付きました。恐らく、小さな子どもを育てていたのでそう感じるようになったのだと思います」

Q.この作品にどのようなコメントが寄せられましたか。

りんりんさん「『いろいろな価値観の人がいますね』や、『価値の循環という発想は良いですね』というコメントから、『単純に経済力のある旦那でいい人だねって意味では?』などというコメントも頂きました。同じ『いい人』という一言でも、受け取り手によって印象はさまざまなのだなあ、と思いました」

Q.創作活動で、今後取り組みたいテーマやありますか。

りんりんさん「子どもの偏食や高齢出産の子育てについて、またミシンやハンドメイドについて、もっと描いていきたいです」

オトナンサー編集部

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