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労働経験がある人の6割超「職場にいじめがあった」 実際に起きた「いじめの内容」最多回答に生々しい“目撃談”集まる

オトナンサー / 2025年1月21日 7時10分

もしかして…あなたの職場にも…?

 ウェブメディア「キャリアクラフト」を運営するセルバ(大阪市北区)が、「職場いじめ」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

■「いじめ加害者の役職」トップは「上司」

 調査は2024年11月27日から12月11日、複数人が働く職場で社員・アルバイトとして働いた経験がある人を対象に実施。300人から有効回答を得ています。

 まず、全回答者に「職場にいじめはあったか」について聞いたところ(複数回答)、65%が「あった」と回答しました。内訳は、「目撃した」が37%で最多、「うわさで聞いた」が23%、「相談を受けた」が15%となっています。また、「自分が実際にいじめを受けた」人は23%(64人)でした。

「職場でいじめを受けた」と回答した人に「いじめに遭った後、どうしたか」を聞くと(複数回答)、「退職した」が40%(32人)、「我慢した」が34%(21人)と回答。また、「相談した」は26%(27人)ですが、このうち「いじめが解決した」のは10人と半数を切っています。

「いじめ加害者の役職」を聞くと、34%が「上司」、31%が「先輩」という結果に。「同僚」と回答した27%の内訳も「年上の同僚」が61%(31人)と最多になっており、同社は「立場上、自分に逆らえない相手をいじめていることが分かります」と分析しています。

 では実際、どのようないじめが起こっていたのでしょうか。

「いじめの内容」について聞いた結果(複数回答)、最も多かった回答は「失敗を執拗に責める」(93人)でした。コメントでは「仕事を与えるが、少しでも失敗すると執拗に責める、その人のいないところでいかに仕事ができないか陰口を言う(加害者:上司、被害者:20代女性)」「目立った行動をしたら調子に乗るなと威圧し、ミスをしたらここぞとばかりに大声で罵倒していた(加害者:先輩、被害者:20代男性)」といった生々しい目撃談が寄せられました。

 次いで「陰口を言う」(87人)、「仕事を押し付けるor与えない」(76人)と続く結果に。「相性が悪く性格や考えも合わなかったのか、冷たい感じで接していました。周りに分からないように陰で悪口を言ったり批判してたようです(加害者:年上同僚、被害者:20代女性)」「皆が交代で持ち場を代わる中、ターゲットになっている人だけ、一日中、大変なポジションにつかされる。悪口を言う。わざと何かを破損させ、それをその人のせいにする(加害者:同僚、被害者:30代男性)」といったコメントが集まったということです。

 調査結果を受けて、同社は「『パワハラ』という言葉がすっかり浸透し、職場の人間関係の在り方が改善・見直される中、アンケートの結果からはまだまだ悪意のあるいじめが職場に存在していることが分かりました」「日本では年上を敬う価値観が根強いので、同じ役職でも年上による理不尽な指示や行動に我慢する人が多く、年上による職場いじめ・嫌がらせが起こりやすいのかもしれません」とコメントを寄せています。

 目撃したり、うわさを聞いたり、被害者になってしまったり……「職場いじめ」あなたの職場にもありましたか?

オトナンサー編集部

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