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いり豆が気管支に入り…注意したい子どもの窒息、誤嚥 飲食時の対策は?

オトナンサー / 2025年1月29日 20時10分

子どもが節分のときにいり豆を食べるときは、窒息や誤飲に注意

 毎年、2月の節分の日にいり豆を食べる人は多いと思います。そんな中、子どもが食事中に食べ物を喉に詰まらせたり、食べ物が気道に入ったりしてしまう事故が発生しているとして、消費者庁が公式サイトで注意を呼び掛けています。

■丸くて滑りやすい食べ物に注意

 消費者庁は、子どもは大人よりもかむ力や飲み込む力が弱く、食べ物を喉に詰まらせやすいため注意が必要だと公式サイトで説明。

 どんな食べ物でも窒息や誤嚥(ごえん)のリスクはあるとしつつ、特に丸くてつるっとしたものや粘着性が高いもの、固くてかみ切りにくいものなどは窒息につながりやすいとされているため、気を付けるよう呼び掛けています。

 実際に、子どもが炒り豆を口いっぱいに頬張っていたところ、椅子から転落したことが原因で気管支に豆が入り、手術で取り除いた事例があるということです。また、子どもが公園で遊びながらグミを5個ほどまとめて口に入れていたところ、窒息した事例もあるといいます。

 子どもの食品での窒息や誤嚥を防ぐため、消費者庁は次の点に気を付けるよう、呼び掛けています。

(1)食品を小さく切り分けてあげることを基本とし、少しずつよくかんで食べるよう伝える。また、切り分けた複数個を口に入れるなど、一度に多くの量を口に入れることがないように様子を見守る。

(2)食べているときは、姿勢をよくし、食べることに集中させる。口の中に食べ物が入ったまま大声を出したり、遊んだりすると、窒息・誤嚥のリスクがある。

(3)子どもが泣いているときなどに、なだめようとして、食べ物をあげるのはやめること。

 もし子どもの喉が詰まって「声を出せない」「苦しそうな呼吸が見られる」「顔色が急に青くなる」など、窒息が疑われる変化が現れた場合は、「背部叩打法」などの応急処置を速やかに行うよう、アドバイスしています。

オトナンサー編集部

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