自宅で「飼っているペット」1位は「犬」！ 「心穏やかな時間が増えた」を上回った「犬や猫を飼ってよかった」ことは？

「ペット」についての調査

　LINEヤフー（東京都千代田区）が運営する、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が「ペット」について調査を実施。その結果を公開しました。

　調査は2024年12月5日から同月6日、同社ユーザーである日本全国の15歳〜69歳の男女を対象にインターネットで行われました。計5248人の有効回答を得ています。

■「元気をもらえた／明るくなった」という声が多数

　全回答者に「自宅で現在飼っているペット」について聞くと（複数回答）、1位が「犬」（13.0％）で、2位が「猫」（10.5％）でした。3位以降は、金魚やメダカ、熱帯魚などの「魚類」（6.2％）、トカゲやカメ、ヘビなどの「爬虫（はちゅう）類」（2.8％）という結果になりました。ペットの種類について、年代や男女による差はほとんどみられなかったとのことです。

　一方で「ペットは飼っていない」という人は全体で7割弱となり、特に20〜30代では7割強となっているということです。

　犬や猫を飼っている人に「飼ってよかったと感じること」について聞いた結果（複数回答）、全体では「元気をもらえた／明るくなった」「心穏やかな時間が増えた」が約6割。次いで、「家族のコミュニケーションが増えた」「毎日が楽しくなった」「命の尊さや大切さを実感した」「家族が元気になった・明るくなった」が4割台で続いたとのことです。

　また、すべての年代で1〜8位までは共通の項目がランクインしましたが、年代によって割合に差が見られました。

　10代から40代では「元気をもらえた／明るくなった」が1位となり、50代から60代では「心穏やかな時間が増えた」が1位となりました。特に50代では、1位の割合が6割台半ばと高い割合でした。

　10代と20代では「写真や動画をよく撮るようになった」が40％以上で、4位に入っています。30代では「命の尊さや大切さを実感した」「家族が元気になった・明るくなった」が50%以上で、他の年代よりも高い割合です。

　40代では、「家族のコミュニケーションが増えた」「家族が元気になった・明るくなった」「子どもの成長につながった」が、他の年代と比べて高いという結果になりました。60代では、他の年代にはない「運動不足が解消した」「生活が規則正しくなった」がランクイン。また、「友達・仲間が増えた」も高くなっています。

　調査結果を受け、同社は「グラフにはありませんが、男女別に見ると各項目の割合は女性の方が高く、特に『毎日が楽しくなった』『生きがいができた』『元気をもらえた／明るくなった』『命の尊さや大切さを実感した』は、女性のほうが高い割合でした」とコメントしています。

オトナンサー編集部