「白髪を抜くと増える」?髪と頭皮5つのウソとホント

OTONA SALONE / 2019年5月1日 20時0分

テレビや雑誌に加え、インターネットの普及により情報があふれる時代。子どものころから考えると情報量が全く違いますよね。どの情報を信じていいのか、受け取る側のスキルが試される時代です。

口コミや知人からの情報が確かかといえば、それもまた信憑性があるのか疑わしい場合も。昔から言われてきて信じていたことでも実は違った!なんてことも多いですよね。

それは頭皮や髪のケアに関しても同じ。取材をするなかで、「ずっと信じていたのに…」と思うことがしばしば。

もう知ってるよということも多いと思いますが、改めてピックアップしてみました。この5つ、ウソかホントかわかりますか? ケアの参考にしてみてください。

 

1・海藻を食べると髪が早く伸びる、豊かになる?

2・白髪は抜くと増える?

3・年をとると髪がパサついてツヤは戻らない?

4・頭皮が乾燥するから湯シャンだけがいい?

5・ドライヤーの熱は髪を傷める?

 

1・海藻を食べると髪が早く伸びる、豊かになる?

昔から「わかめや昆布を食べると髪がふさふさする」「髪の伸びが早くなる」と言われてきましたが、医学的根拠がないことは広く知られるようになってきました。

 

もちろん海藻には食物繊維やミネラルなど体にとって必要な栄養素がたくさん含まれていますが、海藻だけ食べていても髪が豊かになるわけではありません。

 

髪の主な成分はタンパク質なので、良質なタンパク質をとるように心がけるほうがいいでしょう。

 

ただし、髪にはこれだけ食べればいいという限定した食べ物はありません。それは体にとっても同じですよね。ダイエットで過剰な食事制限をするのはお肌にも髪にも悪影響。偏りなくバランスのいい食事を心掛けることが豊かな髪を育みます。

 

2・白髪は抜くと増える!?

1~2本、ピョンと飛び出している白髪。気になって抜いてしまう人もいるのではないでしょうか。そうするとどんどん白髪が増えてきたような気がしますよね。

 

黒い毛のなかに白い毛があると目立つのと、すでに白髪が増えているという事実なのです。抜いたから急に増えたというわけではありません。

 

ただ、髪を抜くのはNG! それは白髪に限らず、黒い髪でもうねうねしているから枝毛ができたからと抜くのはダメ。髪を引っ張ることで毛根にダメージを与え、次に生えてくる髪に影響が及びます。

 

どうしても白髪が気になる場合は、根元をカットしましょう。

 

また、白髪はほかの髪に比べ元気に見えるのも錯覚です。1本だけピョンと飛び出しているとそう思いますが、それは白で目立つからそう見えるだけなんだとか。

 

3・年をとると髪がパサついてツヤは戻らない?

40才を超えると髪のうねりやパサつきが気になるという人は多いですよね。私はもともとクセ毛なので、うねりとは長年のつき合いですが、パサつき・乾燥は40ちょっと前から顕著に感じるようになりました。

 

若いころのツヤはもう手に入らないのかなーと思いつつ、それは正しくもあり間違いでもあるということを美容室に行くたびに実感しています。

 

というのも、サロン帰りの髪ってツヤツヤに見えませんか? トリートメントをして髪がうるおっているからというのもありますが、丁寧にブローをしてもらい髪の面が整うことでツヤが手に入るのです。

 

髪の乾かし方を変えるだけで、普段からツヤ髪になれるということです。

 

髪がうねっていると光が乱反射してツヤっぽくは見えませんが、毛先まで毛流れを整え、髪の表面が真っ直ぐ整っていれば光がきれいに反射して天使の輪だって叶います。そう、ツヤはつくれるのです。

 

ポイントはドライヤーの風を根元から毛先に向かってあてること。下からぶわっとあてるのはNGです。上から下に風をあてることで、キューティクルが閉じて髪1本1本の表面が整います。

 

さらに、うねりを出さないように毛先を引っ張って髪をピンと真っ直ぐに伸ばしながら乾かすこと。これだけでかなりツヤがアップします。

 

髪は冷めるときに形が固定されるので、最後に冷風をかけるのもポイントです。

 

乾燥を防ぐために日頃から保湿ケアをすることもお忘れなく。

 

4・頭皮が乾燥するから湯シャンだけがいい?

シャンプーを使わずにお湯だけで洗う「湯シャン」が注目を集めています。

 

確かにシャンプー前の予洗いで7割ほど汚れは落ちると言われています。しかし、頭皮には皮脂腺が多く髪を通して広がっていくので、ホコリなど他の汚れとくっついて落ちにくい状態に。また、しっかり皮脂を落とすにはお湯の温度も高くないと落ちないそう。そうすると乾燥の原因になってしまいます。

 

シャンプーを使って汚れを落とし清潔に保つことがトラブル回避になります。しっかり洗ったらしっかり流すことも重要。シャンプー剤が悪者ではなく、すすぎができてないことが問題なのです。

 

これから気温が上昇し、汗もかきやすくなるので湯シャンではなくシャンプーを使って汚れを落としてください。

 

5・ドライヤーの熱は髪を傷める?

去年、ドライヤーを買い替えて驚いたのが「熱くない」ということでした。ひと昔前までは、ドライヤーをかけながら「この熱、髪に悪そうだなー」と思う熱さだったと記憶しています。今はドライヤーの機能も向上しているので、この思い込みはすぐに捨て去ったほうがいいでしょう。

 

髪を熱から守るためのアウトバストリートメントもあるくらいですから、確かに熱は髪へのダメージになりますが、だからといって自然乾燥はアウト! ダメージ度合いを考えると「ドライヤー<自然乾燥」ですね。

 

濡れた髪はとっても無防備。せっかくトリートメントをしても開いたキューティクルから内部の成分が流れ出ていき、トリートメントも無駄に。自然乾燥までいかなくても、さっと乾かした程度で放置しておくのもやめましょう。そのまま寝てしまえば、枕との摩擦でキューティクルがはがれたり、頭皮がムレて暑い時期はとくに雑菌の繁殖を促してしまいます。寝ぐせもつきますからいいことはありません。

 

ドライヤーは髪の傷みを最小限に抑えるためのツールだと思ってください。

 

 

≪美容・ヘアライター・編集者 岩淵美樹さんの他の記事をチェック!≫

 

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