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育ちの良い女性なら魚はどこから箸をつける?【オトナの常識#4】

OTONA SALONE / 2019年6月4日 20時0分

会食の席などで焼き魚が登場。きれいに食べるのに苦心したことはありませんか?箸使いが美しいと、それだけで育ちまで良さそうに見えるから不思議です。さて、お頭つきの魚、あなたはどこから箸をつけますか?

 

問題 魚をきれいに食べるには?どこから箸をつけるのが正解?

A.左側から食べる
B.右側から食べる
C.中央から食べる

正解A.左側から食べましょう

切り身は、左側から1口分ずつ箸で取って食べます。

尾頭つきは、頭が左側に置かれています。頭を懐紙で押さえて上身の左側から箸で取って食べます。懐紙を持ち合わせていない場合は、お皿に手を添えて食べましょう。

ただし、表側を食べ終わったあと、魚をひっくり返して食べるのはタブーです。表側を食べ終えたら、頭のところと背骨の骨を追って、背骨と尻尾を皿の向こう側に移し、下身を食べるときれいです。

魚の皮や小骨などの食べ残しは、皿のすみにきれいにまとめましょう。

懐紙を使うと所作が美しく見える

日本料理をいただくときの強い味方となるのが懐紙です。懐紙を使うだけで、所作が格段に美しくなります。

たとえば、魚の小骨を口から出すときは懐紙で口元を隠します。尾頭つきの魚の頭は手で押さえるより、懐紙を添えて押さえたほうがきれいです。

また、お刺し身を食べるとき、しょうゆがたれないように左手を添えるかわりに、懐紙を添えると、手が汚れず、美しい所作に変わります。そのほか、口元をふいたり、骨などの食べかすをおおったりと、実に幅広く使えます。

懐紙は茶道具や呉服、和物雑貨売場などで購入できますから、いつもバッグに入れておくとよいでしょう。

 

≪現代礼法研究所主宰 岩下宣子さんの他の記事をチェック!≫

 

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