ご祝儀の相場は◯◯円!オトナ世代の【冠婚葬祭で包むお金】の平均

OTONA SALONE / 2019年5月28日 11時30分

大人のお付き合いに、冠婚葬祭のご挨拶は欠かせません。お祝いやおくやみなど、自分の思いを相手に伝えられるようにと考えると、包む金額はなかなか悩ましいものではないでしょうか。

今回は、冠婚葬祭に包む金額の相場について、お伝えします。

 

冠(カン):大人になる儀式、元服

冠婚葬祭とは、元服・婚礼・葬式・祖先の祭礼のことを指します。そのうち「冠」は、元服、つまり大人になったことを示す儀式のこと。

男子が成年になると、冠をかぶり、名前を改めたことからそう言われているようです。年齢の定めは特にありませんでしたが、現代では、大人になったことをお祝いする成人式は20歳となっています。

 

成人のお祝いにお金を包むのは、よほど関係の深い間柄ではないでしょうか。

また、成長をお祝いするという意味では、七五三や十三参り、入園・入学・卒業なども含まれるかと思います。

地域によっては、七五三のお祝いを宴会場で結婚披露宴のように行うところもあり、その場合はご祝儀を持っていくことになります。金額は親戚同士のバランスがありますから、周りに聞いてみるのが確実です。

 

成人祝いの目安

親:1~3万円

祖父母:1~5万円

兄弟、姉妹:1~2万円

親戚:1~3万円

友人、知人:5000~1万円

 

成人になった記念に、家族や親族で食事会などをするなら、その時が渡すタイミングです。

お祝いの言葉とともに贈りましょう。

 

婚(コン):結婚する二人の門出を祝う、婚礼

冠婚葬祭の婚は、婚礼のことです。

新郎新婦の新しい門出を祝い、多くの人が集まる結婚式や披露宴は華やかななかにも厳粛さを感じます。結婚には二人の気持ちが何より大切ですが、結婚式と披露宴を行うことで、二人の結びつき、また家と家との結びつきを公にするという側面もあります。

 

最近では、ホテルの宴会場で行われるだけではなく、レストランやクルーザーを貸し切りにして行うこともあります。

また、ごく身内だけで海外ウェディングをして、帰国してから親しい友達と二次会のような位置づけでパーティをする形をとる場合も。

会費制になっていると、ご祝儀はどうしたらよいか悩みますが、会費のほかにご祝儀も包むと丁寧です。ご祝儀として考えられる金額から、会費分を差引いて包むとよいのではないでしょうか。

 

結婚祝いの目安

親:5~10万円

祖父母など親戚:1~3万円

兄弟、姉妹:3~5万円

友人、知人:3~5万円

 

ご祝儀は、夫婦の仲が別れないように、と割れない奇数の金額を包むことがよいとされています。プレゼントを組み合わせたり、誰かと連名にしたりすることもできるので、状況に合わせてお祝いを贈りましょう。

 

葬(ソウ):人生の最後の儀式、お葬式

お亡くなりになると、通夜、葬儀、法要などが行われます。故人を悼み、ご冥福をお祈りする儀式といえますが、地域ごとの習慣や、宗教・宗派によって決まりがあります。

通夜、葬儀の知らせを受けたら、できるだけ出席をしたいものですが、あらかじめ分かっているものではないため、どうしても都合がつけられないこともあるでしょう。

そんな時は、出席する人にお香典などを託して、気持ちだけでもお伝えします。

 

のし袋は急ぎ用意しますが、「御香典」、「御霊前」、「御仏前」、「御香奠」などがあり、宗派などによって使い分けるのが本来です。悩む場合は、宗派を確認するより、「御香典」、「御霊前」ののし袋が無難のようです。

 

通夜、葬儀の香典の目安

両親:5~10万円

親戚:1~3万円

友人、知人:5000~1万円

 

包む紙幣は新札だと、準備をしていたようだとの考えで避ける場合が多いでしょう。紙幣は、古いものは順次新しいものと入れ替えていて、最近はあまり使い古しのお札は見なくなりました。

気になるようなら一度折ってから包むとよいでしょう。

 

祭(サイ):神や祖先を祭る、祭礼

地域の神社のお祭りは、大人になるとあまり行かなくなる人も多いようです。特に、生まれ育った土地を離れ、一人ぐらしをしている場合などはなおさらでしょう。

しかし、いざという時に頼りになるのは、「遠くの親戚より近くの他人」、という言葉もあるように、ご近所づきあいも大切にしておきたいものです。

そんな時、地域の祭礼はよいきっかけとなるのではないでしょうか。

 

神社にお供えの金品を納める時は、「奉納」ののしを使います。神社には奉納者がはり出されていることが多いので、金額やどのようなものを包めばよいか、確認してから決めましょう。

たとえば、「金壱萬円 タケイ啓子」とか、「清酒 タケイ啓子」などとはり出されています。

清酒は地元の酒屋さんに行って相談すると、相場の金額を教えてくれたり、一升瓶にのしをかけてくれたりするので、あとは納めに行くだけです。

 

お祭りの詰め所(おみき所)に持っていくのもいいでしょう。この場合ののしは、お金なら「金一封」、その他には「御祝儀」も使えます。おみこしを担ぐなどの参加はしなくても、「地域の方にはいつもお世話になっているので」と持って行っても不自然ではないのではないでしょうか。

 

詰め所には、その地域に昔からいる「顔役」の人がよくいます。ご近所づきあいの初めの一歩には、よい機会だと思います。

詰め所にも、寄付者がはり出されています。筆者の地元では、「五千円」「三千円」の寄付もありますので、負担もそれほど大きくはないようです。

 

冠婚葬祭は、家族や親族、地域の行事です。

普段は御無沙汰している人にも、つながりを再認識できる機会でもあります。包むお金の悩みをクリアにして、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

 

タケイ啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

 

 

 

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