#148 AK男子ならぬGK女子⁉ 40代独女「恋愛の不安」とは?【40代編集長の婚活記】
OTONA SALONE / 2019年6月5日 17時0分
40代がリアルに婚活するとどうなるか──? 未婚・独身の40代・OTONA SALONE編集長アサミが婚活をスタートさせて2年半。婚活パーティや婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介などで出会いを求めるが、お付き合いすら始まらず玉砕。
しかしやっとのことで49歳・バツイチ男性のジェントルさんとお付き合いが始まって……! これは40代独女の「実名+顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
私なんかで、いいんですか?
初デートから4カ月。
ジェントル「アサミさん、いいんですか? 僕で。僕バツイチで、子持ちですけど……いいんですか?」
その言葉をきっかけにスタートしたジェントルさんとのお付き合い。でも実際に付き合ってみると「いいんですか?」と言いたくなるのはこちらのほうだった。
優しい、レディファースト、言葉づかいが穏やか、仕事に情熱を持っている、知識が豊富、会話が楽しい、語学堪能、センスがいい、料理ができる……etc. ジェントルさんのステキなところをあげるとキリがない。
それに比べて自分はどうだろう。
マイペース、大雑把、ときどきキツイ、ずっと同じ会社に勤務、語学力なし、センスは人並み、料理は苦手……なんだかあげているうちにイヤになってきた(苦笑)。
AK男子ならぬ、GK女子⁉
ジェントルさん含めバツイチのかたは「バツイチですけど……」と遠慮がちにおっしゃるけれど、40代ともなると同じ独身でもバツイチのほうがいいんじゃないかと思ってしまうノーバツ独身族。バツがあるほうがむしろ勲章のような。
バツが1回ついているけれど、その前にマルがついた経験があるわけで。こちとらノーバツ独身族は、バツもなけりゃマルもない。受験にたとえると一度もどこにも合格していないようなものだ。
いま世間では「あえて結婚しない男子=AK男子」と言っているドラマがあるけれど、私の場合はあえてではない。「ご無沙汰で結婚してない女子=GK女子」だ。ゴールキーパーじゃありませんよ。
そのうえ9年半も恋人がいないって、どれだけモテないの。そんな40代独女の私に対して
ジェントル「宝物を見つけた気がする」
……なんてSo Sweetな言葉をささやいてくれた彼。できすぎ中のできすぎ! こんな素敵な人に46歳にもなって出会えたなんて奇跡ですよキ・セ・キ!
人生初! 毎週末デートをする関係
毎週末、彼の家に行くようになり、泊まるのが当たり前になり、だんだんと着替えや化粧品などの私物を置かせてもらうようになった。完全に恋人同士の関係。
よく考えたら、いままでお付き合いした男性は毎週デートすることなんてなかったな。それは相手がそれを望まなかったこともあるし、私も望まなかったからだろう。当時はそのくらい自由度があるお付き合いのほうがいいと思っていた。
けれど、恋人と毎週デートするのって、ただ単純に楽しい。それまで週末の食事はほぼ一人で、テキトーに作るかそのへんで買ってきてパパッと食べていた。誰とも会話しないからソッコーで食べ終わるのだ。
だけど、ジェントルさんと二人で食事をするときは……何を食べるか考えることから始まって、買い物に行ったり、一緒に作ったり(私はほぼ見てるだけだが)、会話をしながらゆっくり食べる。
休日の食事の時間が、ただ食べるという行為だけではないものになった。それがとても新鮮であり、人と一緒にいることの幸せを感じた。
ジェントルさんから教わったこと
ジェントルさんのステキなところはたくさんあるけれど、私が何より驚いたのは「ほめ言葉」をたくさん口にしてくれるところ。私が過去に付き合った男性は、釣った魚にはあまりエサをくれないタイプだったのだろう。ほめ言葉をあまり口にしてくれなかった。
でもジェントルさんは何度も言ってくれる。海外経験が多いからなのかもしれないし、もともとそういう性格の人なのかもしれない。ほめることって、ちょっと照れちゃうところはあるけれど、たいていの人はうれしい気持ちになると思う。相手を幸せにする、ステキな言葉だ。
だから私も彼のいいところをちゃんと言うようにした。
「オシャレですね」
「カッコいい」
「その服、似合います」
「肌キレイ」
「いいにおいがする」
「お鼻が高くていいな」
よくよく考えたら、私も過去に付き合った男性たちを「ほめ言葉」を言っていなかったな。
相手のいいところを思ってるだけじゃ伝わらなくて、ちゃんと口にすることって大事。これはジェントルさんが気づかせてくれたことだ。
久しぶりに彼と会わない週末
付き合い始めてから毎週末は全部ジェントルさんとデートしていたけれど、ある週末、私は親友との1泊旅行の予定が入っていて(付き合う前に予約していた)、彼とのデートをごめんなさいした。その埋め合わせというわけではないけれど、デートは金曜日にした。
アサミ「ごめんなさい、土日に会えなくて」
ジェントル「いいんです。前から予定していたことでしょ? 僕も久しぶりに友達と会うから」
アサミ「でも次の土日は空いてます」
ジェントル「じゃ、来週はお泊りできる?」
アサミ「はい!」
会えなくても、来週の約束ができるだけで幸せな気持ちになれる。単純だ。
親友とパワースポット・秩父へ
![](https://otonasalone.jp/wp-content/uploads/2019/06/IMG_5946-400x300.jpg)
秩父のパワースポット・秩父神社。鎮座2100年以上という歴史ある神社。
親友との旅行は、地元・秩父への旅だった。
秩父の名産・そばやみそポテトを食べたり、番場通りをぷらぷらお散歩したり、豚肉の味噌漬けを買ったり、温泉に入ったり……。高校生までの18年間を過ごした場所だけれど、もはや離れて暮らした年月のほうが長くなっているので、観光するのが新鮮だった。
秩父といえばいま、開運のパワースポットとしても注目されている。
テレビなどでも多く取り上げられているのは三峯神社だが、地元出身としてオススメしたいのは秩父神社。アクセスがいいうえに、開運、学業成就、家内安全のほか縁結びのご利益があると言われている。そして一部ではおみくじがめっちゃ当たるとのウワサも⁉
婚活中の身としてはみのがせない、縁結び。ジェントルさんと出会えた縁を結べたら……。私の独断で、友人と一緒に秩父神社を訪れた。
本気で縁結びを祈願!
毎年お正月に帰省して、初詣に参拝している秩父神社。大学受験や就職活動の前も、この神社で祈願した。そして確かに願いは叶っている。だから真剣に具体的に祈願したことはきっと叶うはず──。そう思って、縁結びの祈願を具体的にした。
アサミ「おみくじ引こう」
親友「いいね。じゃ、縁結びのお守り、プレゼントするよ」
アサミ「え、いいの⁉」
親友「縁、結んでほしいもの」
アサミ「ありがとう」
![](https://otonasalone.jp/wp-content/uploads/2019/06/IMG_0663-400x295.jpg)
秩父神社の「願いが叶う縁結びお守り」。この形からしてご利益ありそう!
おみくじを引いて、縁結びのお守りを買って、絵馬も買って……祈願成就のフルコース。毎年の初詣はもちろん、大学受験のときだってここまでしなかったかもしれない(苦笑)。
当たるとウワサのおみくじ
おみくじには何と書いてあるかな……? ドキドキしながら開いた。大吉だといいな。どうかな……。
運勢は中吉だった。まぁ、まずまずの運勢。
「桜花 盛りはすぎて ふりそそぐ 雨にちりゆく 夕暮れの庭」
思いもかけぬ煩い起こりて心痛するが 心正しく 身を慎めば
年永く音信のたえし縁者又は他人の便ありて
喜び事が出て来ます
何事も運に任せ思い煩うな
恋愛や結婚に関することは?
盛りはすぎて⁉ ちょっと気になるけど、喜び事が出てくるってあるから結果オーライなのかな。うーん。ご縁に関係しそうなところはなんて書いてあるかしら。
待人「早く来ず音信あり」=いずれ来るだろうがすぐには来ない。けれど、連絡はある。ということらしい。
恋愛「自己を抑えよ」=文字通り、自分を抑えて相手の言うことを聞きなさい。なるほど。
縁談「俄かに向こう心がかわる 心和やかにもて吉」=急に相手の心が変わる、互いに相手を大切にし助け合いの心を持てば良い。……ん⁉
待人はすぐには来ないってあるけど、個人的に待っていたのはジェントルさんとの縁だし、もう来てるつもりなんだけどな。この先に進むのがすぐじゃないってこと? それとも本当の待人は……⁉
恋愛は、自分を抑えるのがよいのね。ハイ、マイペースもとい自己中な性格を抑えます!
縁談は……急に相手の心が変わる? え、いまこんなにラブラブですけど。変わるって醒めちゃうってこと? いや、でも心和やかにしていれば吉ってあるしな。彼の心が変わったら吉じゃないんですが、どうとらえたらいいの⁉
俄かに向こうの心がかわるって?
おみくじは、自分にとってあまりいいことが書いてなかったら結び、いいことが書いてあったら持ち帰ったほうがよいという。ちょっと悩ましいけど、まぁ大きな方向としては「音信あり」だったり「吉」っていいことが書いてあるから持って帰ろう。
だけどちょっとだけ気になっていた。縁談のところにあった「俄かに向こう心がかわる」という言葉。ジェントルさんの気持ちが変わってしまうということ? いまの状況が変わるなら、好きじゃなくなっちゃうということ? でも吉とあるし──?
過去、交際期間が短い恋愛ばかりだった40代独女にとって、またもや長続きしない恋愛になってしまうのという不安が胸をよぎった。
【おみくじの言葉は当たるか否か⁉ 6月12日(水)17時をお楽しみに!】
【前回はコチラ】
#147 婚活で大切なのは「条件じゃなく」アレだった【40代編集長の婚活記】
≪OTONA SALONE編集長・婚活コラムニスト 浅見悦子さんの他の記事をチェック!≫
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