【我慢不要で1年で100万貯まる】40代独身女性におすすめの節約術10選
OTONA SALONE / 2019年6月9日 11時30分
40代の独身女性が節約をするには、「とにかくガマン」の力技的な方法は不向きです。ストレスが溜まりますし、長続きできません。
大切なお金は、使うべきところでは使い、締めるところはしっかり締めていきたいですね。
今回は、40代独身女性におすすめの節約術をご紹介します。
1年間で100万円無理なく貯められる節約術
まずは、1年間で100万円を無理なく貯められる方法について考えてみます。1年で100万円ということは、1ヵ月あたり8万3000円ほど。それを無理なく貯めるには、生活そのものを見直すことが近道です。
1.食費はメリハリをつけて節約
「節約をしよう」と考えると、まずは食費から見直す人は多いのではないでしょうか。食費は毎日のことなので、節約の効果がすぐにわかるのがいいところです。
ただし、毎食ガマンばかりでは健康にも良くありません。食費の節約はメリハリをつけることが長続きの秘訣です。
たとえば、朝と夜はこれまで通りにして、お昼だけ外食からお弁当にするだけでも、かなり節約できるでしょう。いつも1000円くらいのランチを食べに行っていたら、1ヵ月で20日とするとそれだけで2万円かかります。
お弁当作りが大変なら、ご飯だけ持っていき、おかずはコンビニで買うようにしてもいいのです。
2.小さな出費、ラテマネーを見つける
近頃のコンビニはお惣菜のパックや具だくさんのスープなどが充実していますので、飽きずに利用できるでしょう。
しかし、コンビニは目的の商品以外にも買ってしまうような、お店側の工夫が凝らされています。一番奥のお惣菜売り場に行ってからレジにたどり着くまでに、つい「これも買っておこう」と思わされ、雑誌やお菓子、文房具なども買い物かごに入れていないでしょうか。
そんな小さなお買い物に使うお金を、ラテマネーと言います。ラテは、コーヒーショップのラテからきている言葉で、1杯あたりの金額は小さくても1ヵ月にすると数万円になってしまうこともあり、気を付けなければならない出費とされています。
コンビニ、コーヒーショップ、駅の売店や自動販売機などに立ち寄る習慣があるなら、ラテマネーで出費が膨らんでいるかもしれません。
3.断捨離で荷物を少なく、引っ越しして家賃の節約
毎日の出費を見直すことは、節約のためには大切ですが、それだけではなかなか目標金額に達することは難しいかもしれません。そこで検討したいのが、毎月決まって支出する、金額の大きな費用を見直すこと。
代表的なのは、家賃です。
40代ともなると、思い出の品や捨てられない品が増えてきます。しかし、思い切って断捨離すると身軽になり、もう少しコンパクトな部屋でも快適に暮らせるようになるのではないでしょうか。
引っ越しには費用がかかるのですぐには難しい、ということなら、今の家賃を家主と交渉するのもいいでしょう。近所にある同じくらいの間取の物件と比べて家賃が高いなら、更新のタイミングで交渉してみるといいと思います。
放ったらかしでもお金が貯まる節約術
家賃のように、一度見直せばその後は放ったらかしで節約効果の続く方法は他にもあります。
4.保険は必要なものに絞る
生命保険や医療保険は、いざという時のためには加入しておきたいものですが、心配だからといって入りすぎていると手元のお金が少なくなってしまいます。
保険は必要なものに絞り、保険料の支払いが大きくなり過ぎないようしましょう。
保険とは、「起きる確率は低いけれど、もしも起きてしまったら高額なお金がかかり、貯蓄などでは対応しきれない事に備えるもの」です。
高額な死亡保障は、養っている家族がいるのでなければ不要ですし、医療費は公的保障でもある程度カバーできます。保険に入りすぎているかもしれないと思ったら、ぜひファイナンシャルプランナー(=FP)など専門家に相談してみてください。
その際、保険を販売しているFPではないほうがいいでしょう。保険を販売しているFPは、保険を売るのがメインの仕事。無料で相談にのってくれるかもしれませんが、結局は別の保険に入ることになる可能性が高いと思われます。
5.毎月の固定費を見直す
そのほかに、口座引き落としやクレジットカード支払いで、毎月支払っている固定費はないでしょうか。
時には利用履歴をじっくり確認し、本当に必要な支出なのかどうか考えてみるといいでしょう。
なかなか行かれないスポーツジムなどの会費や、使いきれない定期購入の健康食品や雑誌などの代金、あまり見ていないケーブルテレビの費用などがあれば、思い切って解約の検討も必要です。
電気代の基本料金、携帯電話や自宅のインターネット接続の基本料金も同様です。
6.iDeCo(=イデコ、個人型確定拠出年金)で節税する
さて、少子高齢化が進む昨今は、老後に対して心配する人が増えています。老後資金の準備には、節税効果のあるiDeCoがおすすめです。
iDeCoは、毎月5000円から始められ、お金は投資信託などで運用されます。60歳までは基本的に引き出しできませんので、確実に老後資金が準備できます。
iDeCoには3つの税金のメリットがあります。
1つめは、所得税・住民税が安くなること。iDeCoの掛金全額を所得から差し引けるので、課税される所得が減り、その年の所得税と、翌年の住民税が安くなります。
2つめは、運用益などが非課税であること。投資信託などで運用して利益が出た場合、通常であれば20.315%の所得税・復興特別所得税が差し引かれますが、iDeCoの場合は非課税なので差し引かれません。
3つめは、受け取る時の税負担が軽くなります。一時金としてまとめて受け取ると退職所得控除が適用され、年金形式で受け取ると、公的年金等控除が適用になります。
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貧乏くさいおばさんに見えない節約術
節約は大切ですが、そのために貧乏くさいおばさんに見えないことも同じくらい大切。節約と見た目、両立できる方法をご紹介します。
7.服、バッグ、アクセサリーはレンタルをフル活用
節約のために、服、バッグ、アクセサリーは新しいものをほとんど買わず、いつも代わり映えのしないものを身につけていると、だんだん「くたびれたおばさん」になってしまいます。節約はしていても、貧乏くさいのは避けたいですね。
そこで利用したいのがレンタルサービスです。
服なら、毎月1万円前後の定額で3着以上を1ヵ月レンタルできるサービスがあります。1ヵ月ごとにいつも違う服を着られますし、クリーニングをする必要もないので、その分もお得です。
また、ブランドバッグやアクセサリーのレンタルもあります。イベントの時や、ここぞという時、利用してみてはいかがでしょうか。
8.化粧品はモニター、株主優待でお得に入手
40代女性にとって、化粧品選びは大切でしょう。しかし、高ければいいというわけでもなく、かといってすべてプチプラコスメで済ませるのも心配、というところが化粧品の難しいところ。
肌に合ったものを使いたいですが、肌も年齢とともに変わっていきます。時には新しいものを使って、お肌のコンディションはベストを保ちたいですね。
お得に化粧品を入手するには、モニターになってサンプルを利用する方法があります。アンケートに答えるとサンプルが送られてきたり、化粧品サンプルのイベントに参加して無料でもらえたりします。
また、化粧品会社の株を買って株主になり、株主優待として化粧品を入手する方法もあります。代表的な会社は、ポーラ・オルビスホールディングスやファンケル、コーセーなどが人気です。
外食も旅行もあきらめたくない!それでもできる節約術
節約生活をしていても、オシャレなレストランで外食をしたり、時には旅行も楽しんだりしたいですね。節約しながら楽しめる節約術をご紹介します。
9.外食サブスクリプションでグルメを満喫
サブスクリプションとは、一定期間の定額サービスのことです。月に一定額を支払うことで、一定のサービスを受けられます。
たとえば、六本木のProvision(プロヴィジョン)というワインバーでは、月額3万円で4人まで何度でも来店して飲食できます。
また、Reduce GO(リデュースゴー)は、月額1980円で、加盟店のテイクアウトが1日2回まで利用できます。食品ロスを防ぐ目的があり、飲食店で余ってしまった食品を提供します。
外食のほか、テイクアウトも利用してもいいですね。
10 .旅行好き独女なら旅行積立を利用すべし
旅行に行くなら、旅行会社や航空会社の旅行積立を利用すると大変お得です。
JTBの「たびたびバンク」、H.I.S.の「貯めチャオ」、JALの「JAL旅行積立」、ANAの「ANA旅行積立プラン」などがあります。
JTBの定期積立プランなら、年利換算1.75%(2019年6月現在)でお得に旅行資金を貯められます。大手都市銀行の普通預金金利が0.001%(同)であることを考えると、利用しない手はありません。
ただし、旅行積立は現金での払い戻しができないことには注意しましょう。また、利用期限が定められていることがあります。
せっかく貯めた旅行資金は、しっかり使いたいですね。
40代独身女性におすすめする、10の節約術をご紹介しました。
興味のあるものから、ぜひ試していただきたいと思います。
ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録FPパートナー
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