【大人の失恋】彼に嫌われた原因はコレ!40代独女が「おろそかにしていた」事って?
OTONA SALONE / 2019年6月27日 22時0分
片想いが実らなかったり恋人と別れたり、失恋はいつだってつらいですよね。
好きな人を失うつらさを乗り越えて前を向いたとき、40代独女たちはこれまで大切にしていなかったいろいろなことに気が付きました。
失恋した40代独女が「疎かにしていたもの」とは、何だったのでしょうか。
「自分の時間」をすべて彼氏に捧げていた
「3年半ほど付き合っていた年上の彼氏がいました。
お互いに結婚を意識していたし、このままゴールインできるかな、と思っていたのですが彼の仕事が忙しくなってからはそんな話ができなくなり、気がつけば長い時間が過ぎていました。
彼に結婚のことを忘れてほしくなくて、半同棲の状態で彼の家に通い、料理や掃除を頑張って彼を支えていたつもりでした。
でも、ある日彼から
『プレッシャーになるから奥さんのマネはしてほしくない』
と言われてびっくり。
そんなつもりはないと返したら、まだ結婚するつもりはないこと、いつも部屋で待たれるのがしんどいことなど、いろいろ聞かされました。
ショックで彼の家を飛び出し、泣きながら思い出してみたら、確かに自分の空いた時間をすべて彼に費やしていたことに気がついて。
彼に依存していたんだなと思うと自信がなくなり、それから彼とは会わなくなり、1ヶ月後に『別れよう』と言われました。
彼がいなくなってからは当然ですが一人で過ごす時間が戻り、改めて自分が空っぽなことを実感しましたね。
『彼氏のため』と言いながら結局は自己満足で尽くしていたこと、口にしなくても『奥さんになったつもり』の態度だったこと、いろいろ思い出してつらかったです。
でも、そういう自分に気がつくことができたので、次は男の人にプレッシャーをかけないように、自分の時間をもっと大事にする付き合い方を考えたいですね」(37歳/看護師)
★ 彼氏と距離を置いたとき、抜け殻のようになっていたこちらの彼女は、それまで自分のしていることが男性を追い詰めていると気が付きませんでした。
「好きだから当然」と言いながら彼氏に尽くす生活は、彼女にとっては幸せでも、すべての時間を捧げられる彼氏にとっては窮屈だったのかもしれません。
ですが、そんな自分を客観的に見て、次は繰り返さないと思えるのは彼女なりに頑張ってきたからです。
自分を諦めないことが、一人の時間も楽しみながら男性を支えられるような素敵な女性になる近道ですね。
「友人の気遣い」を無視していた
「同じ会社の上司に片想いをしていました。
バツイチで付き合っている彼女もいないし、頑張れば好きになってもらえるかも、とあれこれ話しかけては自分のことをアピールしていましたね。
でも、毎日お昼休みになると上司のところへ行く私に向かって、同期の友人が
『少しは控えないと、上司も大変なんじゃない?』
と言われてカチンとして。
上司はニコニコと会話してくれるし、迷惑じゃないはずと思っていました。
それからは応援してくれない友人を無視して、私なりにアプローチを続けました。
あるとき、女友達と食事していて上司とのことを話したら、
『お昼休み以外の時間も押しかけてるの?』
『部下だから邪険にできないだけじゃない?』
と、また嫌なことを言われて悲しくなり……。
確かに、仕事が終わったあと一緒に会社を出たいから待ったりすることもあるけど、付き合ってくれるってことは上司も受け入れてくれているはず、と思っていました。
何だかモヤモヤしてしまい、意を決して上司に告白したんですよね。
そうしたら、
『社内恋愛は仕事に影響が出るからしないと決めているし、相手をしていたのは断れなかったから』
とあっさり振られました。
元気のない私に以前忠告してくれた同期の友人が声をかけてくれて、失恋したことを打ち明けたら
『上司の気持ちを確認したこと、あった?
見ているといつも一方的だから、心配していたの』
と言われて泣いてしまいました。
せっかく気遣ってくれていたのに、自分のことしか考えていなかったことが恥ずかしくてたまりません……。
上司とはそれからも何とか普通に接していますが、友達のおかげで目が覚めました」(39歳/総務)
★ 片想いを応援してもらえない、と感じるのは、寂しいし友人であっても遠ざけたくなりますよね。
ですが、応援しないのではなく実は心配していた、とわかると申し訳ない気持ちでいっぱい。
近い人に意見されるのは、どこかで自分の振る舞いがおかしいということです。
社内恋愛はしないことなど、上司の気持ちをきちんと確認していれば、告白する前に諦めることができたかもしれませんよね。
気持ちだけで突っ走る自分を冷静に見てくれる友人は、行動を振り返るきっかけになる大切な存在です。
気遣いを感じたら、まずは受け止める姿勢を持ちたいですね。
好きな人がいると、自分について客観的に見られなくなるときもあります。
そんなときに、大事なことを疎かにしてしまうと幸せから遠ざかりますが、そこまで冷静になれないのも現実です。
失恋したことで手に入れたものを、これからはしっかりと守っていきたいですね。
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