そんなに簡単でいいの?1年100万円貯めた人たちが「やめたこと」10のシンプルルール

OTONA SALONE / 2019年10月15日 16時0分

「無駄遣いはしてないつもりだけれど、どうにもお金が貯められない」という人、いませんか?

そんな人からすると、もしかして、「しっかりお金を貯めているる人」の生活は、色々なことを「我慢」をしているイメージがあるかもしれません。

ですが、マネー相談を受けていると、結果的に貯めた人は、貯めるために「○○○を始めた」という人より、「○○○をやめた」という人だなと実感します。

今回は1年で100万円貯める人の多くが実践している「やめたこと」をお伝えします。

 

1●買いだめするのをやめた

安いときに買いだめしてストックしておくことが「節約」だと思っていませんか? ところが、きちんと管理ができるごく少数の人を除き(そんな人はそもそも何もしなくてもお金が貯まっていますが)、ほとんどのケースで買いだめは逆に「ムダ」を生んでいます。買いだめするのをやめ、定価でもいいから必要になった都度買うほうが「節約になる」というわけです。

 

シャンプーやリンス、ボディーシャンプー、トイレットペーパーにしてもストックがあると思うと、気が大きくなり贅沢に使いがちです。一方、ストックがなければ、半分以上使い終えた時点から、使用する量も気持ち少なめに使います。結果的に安いからと買いだめしてムダに大量に使うか、そもそもストックがあることを忘れて新製品を買ってしまうか、たいていはどちらかなのです。

 

2●セールに行くのをやめた

「節約するために洋服はセールでしか買いません」、これも実はムダを生む行為。その理由はセールというものの仕組みそのものにあります。セールは値引き率が大きい物を購入したときほど、得した気分になりがちですが、自分が欲しい物を購入するというより、セールに出ている商品の中から使えそうな物を選びがちです。メーカーも商売のプロですから、「赤字で売る」ということはなく、結局は「値段につられて買う」ことがムダなのです。

 

セールに行くのをやめたことで、クローゼットにある手持ちの洋服を大切にし、欲しい物があってもセールになっていなければ、すぐに購入せず時間を置いて考えてみると、やっぱりいらないなと思う物の方が多いもの。セールを行くのをやめることで、値段に惑わされて色んな物を購入することなく、手持ちのアイテムを大切にします。

 

3●たまにしか行かない習い事をやめた

自分磨き、スキルアップのために茶道、着付け、生け花など習い始めたのに残業や他の予定があって休みがちになってしまっている習い事はありませんか? 月7000円程度のジムは負担感があるのでみなさんすぐ辞めますから、むしろ月2~3000円程度で済んでいる習字やピアノのような習い事が盲点です。

 

せっかく習い始めたのに習い事をやめてしまうのはよくないと気を揉む必要はありません。休みがちになっても、いつか行けるだろうと月謝を支払つづけるのは無駄遣いです。無理して続けるのではなくいつか時間に余裕ができたときに習いはじめても遅くありません。

 

4●気分がのらない飲み会の参加をやめた

とりわけ40代の働く女性にとって、友人は職場でのお付き合いは大切。ですが、もう全部には参加しなくてもいいのではないでしょうか。歓送迎会など大切な会合以外は勇気を持って断ることで年間の交際費が大きく変わります。飲みに行くのも月に1万円までと、自分なりに予算を立てておき、それを超える飲み会であれば欠席してみてはどうでしょう。

 

これまで誘いを断ったことが無い人からすれば、とても勇気がいる事ですが、お金が貯まらない人の8割が「必要経費として食費に計上している」のが本来は流動費である交際費。ここを締めないとお金を貯めるのは難しいかもしれません。

 

ただ、年末年始は忘年会や新年会など断りづらい飲み会はあります。その時期は他の支出をおさえ、2カ月前くらいから交際費の調整をするよう計画的に過ごしてはどうでしょう。

 

5●キャッシュカードを持ち歩くのをやめた

銀行のキャッシュカードでお金を引き出すのは月に1回などと決めて、財布に入れて持ち歩くのをやめたことで、現金を大切に扱うようになるようです。

 

増税のタイミングでさらにキャッシュレス決済が普及し、たいていのお店の支払いはキャッシュレス決済ができ、クレジットカードや電子マネーカード、スマホがあれば対応できます。

 

現金しか取り扱っていないお店や病院などを利用する際には現金、その他はキャッシュレス決済に。

 

ここで大切なのは、なんとなくキャッシュレス払いをしないこと。カード類を家計簿アプリに登録し、可視化することで、何にいくら遣っているのかチェックしてください。無駄遣いを抑えることもできます。

 

6●スーパーのはしごをやめた

チラシを見て目玉商品を購入するためにスーパーのはしごをするのが「節約」と思いがちですが、時間がかかる割にはたいして節約になっていないケースも少なくありません。

 

20円安い商品を買いに別のスーパーへはしごするのであれば、毎日飲んでいるコーヒーショップのコーヒーを週に2回にするなど他の支出を減らした方が効果的、とスーパーのはしごをやめた人々は言います。目先の値段に振り回されるのではなく、効果的にできる支出を見直すことが優先です。

 

7●趣味にかけるお金を我慢するのをやめた

娯楽や趣味にお金をかけること自体が贅沢ではと、生活に必要なもの以外にお金をかけずに我慢した生活をしていると「なんのために働いているのだろう」「毎日が楽しくない」と負のスパイラルに陥ります。

たとえば、旅行が趣味なら、年に1度のところを2年に一度にする、旅費を貯蓄とは別に貯めて、目標金額に達したら旅行するなどと決めるなど趣味や娯楽を楽しむために日々の無駄遣いをおさえることもできるようです。

 

8●通勤前にコンビニに立ち寄るのをやめた

毎朝、朝ごはんとコーヒーを購入して通勤していませんか? 10分早起きして自宅で朝食をすませ、コンビニに立ち寄るのをやめるだけで、それはそれは大きく支出を減らすことができます。仮に1回あたり500円遣っていたとすると、なんと20日で1万円にもなります。

 

日常的になっているお金がかかるルーティンをやめて、10分早起きして朝食は自宅ですませるようにすることで大きく支出を減らすことができます。無駄遣いしている意識は低いものですが、毎日のお金の使い方が支出に大きく影響するものです。

9●休日にダラダラするのをやめた

休日には普段できない掃除や片付けをすると気持ちがリフレッシュします。休日ダラダラしていると、何をするのも億劫になってしまいご飯は作る気にならず、コンビニで大量に購入してついつい無駄遣いしてしまいがちです。

 

休日にダラダラするのをやめたら「面倒だから」の出前や外食が減りますし、クローゼットを片付けるなど生活が規則正しくなると、自然とお金の使い方も無駄遣いせずに、きちんと必要なものだけ購入できるようになります。お金の管理ができる人は生活もきちんと過ごしている人が多い印象です。

10●無理な電気代の節約をやめた

こまめに電気を消す、夏はクーラーの使用を控えるためにショッピングモールなど涼しい場所に出かけ、寒くても暖房をかけないで厚着をし、電気代を節約した結果、家の中でリラックスできず節約効果よりも無理してストレスが貯まったという人は少なくありません。無理な電気代の節約をやめて、格安スマホに変更して電話料金を見直すなど、ストレスのない電気代の節約代、別の支出を見直した方がよっぽど効果があるという結果に。

■お金を貯める人は増税後のオトクな制度をおさえている。

8%から10%に増税した2019年10月よりスタートした制度がありますが、お金を貯める人はこういう制度はしっかり把握しおさえています。

「軽減税率制度」
酒類、外食、医薬品、ケータリング・出張料理等を除く飲料や食品、定期的に購読の契約をした週2回以上発行される新聞は軽減税率8%で購入できます。軽減税率制度を把握していた人は食料品消費税率が上がるといって、ペットボトルや食料品を慌てて買いだめすることはしませんでした。

「キャッシュレス・ポイント還元事業」
2019年10月から9月か月間、対象ショップでクレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマートフォン等をつかってキャッシュレス決済をすれば、最大5%相当分のポイントが還元されます。

お金を貯めている人はあれこれ無理して節約するよりも、思い切って無理な節約をやめることで毎年100万円貯めることができているようです。頑張って節約しているつもりでも、思うようにお金が貯められないという人は「やめること」を実践してみませんか。

今関倫子
ファイナンシャルプランナー
外資系保険会社勤務中に、AFP資格取得後、独立系FP事務所に転職。ファイナンシャルプランナーとして活動し、女性を中心に年間のべ200件以上のマネー相談、執筆、講演など多くの経験を経て独立。現在は個人マネー相談、執筆、講演を中心に活動中。 FP Cafe登録パートナー

 

≪ファイナンシャル・プランナー 今関倫子さんの他の記事をチェック!≫

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング